紅茶キノコ

紅茶キノコとは【ダイエットや美容効果あり!】

紅茶キノコとは

紅茶キノコとは、紅茶の中に酢酸菌を漬けて発酵させた飲料です。漬けた菌床がキノコの傘のような形に見えるため、この名前が付きました。実際はキノコとは無関係です。

産膜性酢酸菌と呼ばれる酢酸菌を培養して作られる、セルロースゲルを紅茶に漬けて培養します。セルロースゲルとはクラゲのようなゼリー状の物質で、ナタデココと同じ成分を持ちます。菌床を食用として用いる場合もありますが、主に発酵した液体部分を飲むのが紅茶キノコの正しい摂取方法です。

モンゴル東部地域が発祥で、現地では伝統的な飲み物として親しまれています。19世紀末ごろにロシアやウクライナなどの地域に伝わったことから、徐々に知名度を上げていきました。そのため、一般的にはロシアの飲み物と認識される場合が多く、「ロシアン・ティー・マッシュルーム」の別称も持ちます。

発酵飲料のため、甘さと酸っぱさが混ざった独特な味が特徴です。腸内環境や血流の改善に効果があります。多くのビタミンやコラーゲン、アミノ酸などを含むため、美容にも良いです。便秘を解消して新陳代謝を上げる効果が期待できるため、健康飲料としでだけではなく、ダイエット飲料としても注目されています。

昭和にブームを起こした紅茶キノコ

紅茶キノコが日本に知られるようになった時期は、昭和40年代の頃です。紅茶キノコについて紹介した書籍『紅茶キノコ健康法』が大ヒットしたことから、画期的な健康飲料として一大ブームが巻き起こりました。独特な見た目から、漢方薬として認識されることも多く、多くの人が薬としての効果を期待しました。

菌床を株分けして紅茶に漬けることで、家庭でも簡単に培養が可能だったため、主婦層の間で爆発的に広まりました。しかし、当時は紅茶キノコに関する専門的な研究は進んでおらず、作り方も伝聞だけの口コミがほとんどだったため、紅茶キノコに関する情報は非常に曖昧でした。そのため、保存方法が悪く腐敗したものや、菌床の意味が分からずに本物のキノコを漬けた全く別物の飲料を飲んで、体調を崩す人もいました。

その後は様々な情報が飛び交い、「紅茶キノコには人体に悪影響のある成分が含まれている」と噂が広まったことがきっかけで、紅茶キノコは日本から姿を消しました。現在は調査が進み、正しい方法で作られた紅茶キノコには有害物質は含まれていないと結論が出ています。

紅茶キノコ再び日本でブームの兆し

ブームが去ってからは完全に忘れ去られていた紅茶キノコですが、近年、再び健康やダイエットに効果がある飲料として注目を浴び始めています。

紅茶キノコは現在、アメリカやヨーロッパで「KOMBUCHA」という名前で流行しています。特にハワイで知名度が高く、有機栽培によってオリジナル商品を多く作っています。世界的に有名な俳優やモデルが愛飲していることで話題となり、日本でも再び販売されるようになりました。通販や輸入店などで人気を集めています。

近年の紅茶キノコは、フルーツの味や花の香りなどを付けて飲みやすく加工され、海外でも受け入れられやすい美味しい飲み物として進化を遂げてきました。衛生面の不安も少なく、作り方もネットで簡単に調べられるようになったため、自家製の紅茶キノコ作りに挑戦する人も増えています。

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