紅茶の入れ方

妊娠中は紅茶の飲み過ぎに注意!カフェインが赤ちゃんに与える影響とよい効果

紅茶に含まれるカフェインとは

カフェインとは、摂取することで脳を刺激し、一時的に興奮状態にするアルカノイドと呼ばれる物質の一種です。飲むことで眠気を覚ましたり、イライラを鎮めて集中力を高める効果があります。

コーヒーに多く含まれていることが知られていますが、緑茶や紅茶の原料となる、チャノキの葉にも含まれています。

メリットとなる性質も多く持つ物質ですが、逆に不眠になる、胃腸に負担がかかるなど、多量に摂取すると人体に悪い影響をもたらす一面も持ち併せています。

特に、妊婦の方にはカフェインは厳禁という考えが定着し、産婦人科に行くと、カフェインの摂取をやめる、極力控えるようにと注意を受けます。

妊娠中にカフェインの過剰摂取が良くない理由

妊娠中にカフェインの含まれるものを飲んだり食べてはいけないと言われる最大の理由は、お腹にいる胎児に大きな影響が出ることが明らかになっているからです。

カフェインは通常、体内に入ると4~8時間かけて体内で分解され、無効化します。しかし妊娠中はカフェインの分解能力が低下して、長い間カフェインの効果が体に残ります。そのため、大量に摂取すると興奮状態が普段よりも長く続き、心身を披露させる原因になります。また、カフェインには利尿作用があり、大量に摂取することで、体内に吸収しなければならないカルシウムや鉄分まで、尿として排出してしまう場合もあります。すると、本来なら赤ちゃんに送らなければならない栄養分まで体外に出してしまうことになり、胎児がうまく育たずに流産してしまう、低体重児、発育障害児として生まれてくるなどの弊害が起こります。

カフェインの効果は、お腹の中にいる胎児にも同じ影響を及ぼします。ゆっくりと時間かけて養分を蓄え、成長していかなくてはならない胎児にとって、カフェインの成分はその成長を妨げる要因になる危険もあるのです。

飲む分量に気を付ける

胎児に影響のあるカフェインが含まれているからと言って、絶対に紅茶を飲んではいけないわけではありません。紅茶の中にはポリフェノールやビタミンなど、ストレスを軽減してリラックス効果をもたらす成分も多数含まれているので、妊婦さんの気分転換にはおすすめの飲み物でもあります。摂取量の限界を知って、適度な分量を飲むことで母子ともに健やかに生活を送りましょう。

一般的に、健全な成人が摂取しても大丈夫とされる一日のカフェイン量は、400㎎程度とされています。紅茶一杯(150ml)中に含まれているカフェインは、60g程度です。本来なら4~5杯は飲んでも大丈夫ですが、カフェインの分解能力が低くなることを考慮すると、妊娠中はその半分か、それ以下に抑えるほうが安全です。

特に注意するべき時期

妊娠してから出産まで、胎児の健康を考えればカフェイン摂取量を常に気にしておく必要はありますが、特に気を付けるべき時期を把握しておけば、たまには落ち着いてティータイムを楽しむ余裕も出てきます。

妊娠初期(妊娠後3~4ヵ月程度)は、赤ちゃんが体の基盤を作る最も重要な時期であり、母体から胎児に多くの養分や血液を送り込まなければなりません。この時期にカフェインを多く摂取すると、血流が悪くなり、うまく栄養が送れなくなって生育に支障を来たす危険があります。妊娠初期の頃にはできる限りカフェインの摂取は避けて、母子共に栄養補給に努めるのが理想です。

その後、安定期に入ると、多少のカフェインは摂取しても問題ないとされています。一日の分量だけ把握した上で、計画的に飲むことが大切です。

おすすめの紅茶・飲み方

多く紅茶を飲みたい場合には、カフェインの分量を少なくする加工がされたカフェインレスの紅茶を飲むことがおすすめです。また、初摘みの茶葉で作られた紅茶ほどカフェインの含有量が多くなるため、グレード(等級)の低い、遅摘みの茶葉を使用した紅茶だと、カフェインの含有量も少なくなります。

お湯で直接煮出したものより、水に浸けてじっくりと成分を抽出した水出し紅茶のほうが、カフェインの成分が抽出されにくいことが明らかになっています。さっぱりとして飲みやすいので、たくさん飲む人は水出し紅茶もおすすめです。

インド西部で栽培する上質な紅茶・ダージリン。「紅茶のシャンパン」と呼ばれる上品で爽やかな香りと味わいを持ち、世界三大紅茶にも数えられています。

ただ味や香りを楽しむだけではなく、ダージリンには飲むことで体にも非常に良い栄養分がたくさん含まれています。

ビタミンやミネラルの補給

ダージリンの茶葉の中には、多くのビタミン・ミネラル成分が含まれています。体を健康に保つためには必要な栄養素ですが、現代の不規則な生活の中では不足しがちです。

ダージリンを一日一杯飲むだけでも、足りないビタミンやミネラルを補給することができます。大人だけでなく、子供の成長にも良い効果をもたらします。

様々な病気の予防・治療

紅茶の原料となるチャノキの茶葉には、殺菌成分・抗菌作用が多く含まれています。そのため、昔からうがい薬などにも用いられてきました。

ダージリンに含まれるフッ素は、歯を白く丈夫にしてくれます。抗菌作用もあるため、虫歯の予防に効果があります。殺菌成分を含むカテキンは、風邪やインフルエンザなどの感染症を防ぐことができます。

体の免疫力も高めるため、ガンの原因となる悪性腫瘍が発生するのを抑える効能も期待されています。

リラックス効果・疲労回復

ダージリンに含まれるポリフェノールの一種であるテアニンには、興奮を抑えて気持ちを鎮める効果が確認されています。ゆっくりとくつろぎながら紅茶を飲むことでリラックス効果が得られます。

また、ダージリンにはゲラニオールと呼ばれる、バラなどにも含まれているリラックス成分が多く含まれていて、香りを嗅ぐだけでも大きなリラックス効果が期待できます。

また、程よい量のカフェインは睡眠効果を高める作用があります。寝る前に飲むと、落ち着いて安眠ができるため、疲労回復にも繋がります。脳の疲れをとることができるので、飲んだ後には集中力を復活させることもできます。

胃腸の正常化・成人病の改善・ダイエット効果

テアニンによるリラックス効果は、緊張した筋肉を柔らかくほぐし、体の血流を良くします。血行が良くなると内臓が温まりやすくなり、胃腸が正常に動くようになります。その結果、便秘の解消や冷えの改善が期待できて、ダイエット効果にも繋がる場合もあります。

ダージリンの茶葉に含まれるテアフラビンは、血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑えてくれる効果を持ちます。高血圧や糖尿病、肥満などの成人病やメタボリック・シンドロームの解消にも効能を発揮します。

また、カフェインやカテキンには脂肪燃焼効果があることが判明しています。運動前に飲むことで、余分な脂肪を効率よく燃やすことができます。

美白・美容効果・アンチエイジング

ダージリンに含まれるビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの成分は、体内の酸化を抑制する抗酸化防止効果を持ちます。酸化を防ぐことで老化の速度を緩やかにして、アンチエイジングの効果が期待できます。

シミを除去して、肌をきめ細かく美しく保つ効果もあります。ハイドロキノンと呼ばれる成分は美白効果が証明されていて、化粧品にも活用されています。

更に、紅茶のもたらす利尿作用が体の中の老廃物を体内に排出し、体を綺麗に、健康的に維持することができます。

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