紅茶の入れ方

紅茶の本場、イギリスでの紅茶の入れ方

紅茶は中国で不老長寿の霊薬として珍重され、その後イギリスを経由し、日本へとやってきました。

日本に紅茶を伝えたイギリスでは、日本人が日本茶を1日に何杯も飲むように、イギリス人も紅茶を何杯も愛飲しています。ではイギリスでは、どのようにして紅茶を淹れているのでしょうか。

イギリスの水で紅茶を淹れる

市販の外国産のミネラルウォーターのように、イギリスの水の多くはカルシウム・マグネシウムを多く含む「硬水」です。硬水は、お茶の成分がなかなか抽出されないことからも、紅茶の茶葉は長時間蒸したり、お湯に入れっぱなしで抽出します。

そのため、日本の軟水で紅茶を作るよりも、大まかな作業であることが多いようです。

硬水の水と紅茶

外国の硬水の水に多く含まれているカルシウム・マグネシウムは、お茶の成分のカテキン・カフェインと反応して味が淡白になり、香りも減少して濁った水色となるデメリットがあります。

他にも、お茶は渋みの元であるタンニンと旨みであるテアニンで主に構成されています。
そのため、硬水で同じように蒸らすと、この渋みの元であるタンニンが出過ぎてしまいます。

しかし、ミルクに含まれるタンパク質は、お茶の渋味を呈する物質と合い、渋味が緩和されます。これにより、おいしいロイヤルなミルクティーになります。(※イギリスにロイヤルミルクティーという概念はありません。)

ティーバックを使用する

イギリスでの紅茶消費量の96%はティーバッグと言われています。

日本人が緑茶やコーヒーをたくさん楽しむように、イギリスでも紅茶を日常茶として楽しんでいます。
そのため、カップもティーカップではなく、マグカップを多く使用して、たくさん紅茶を楽しみます。

milk in first(ミルクが先)

日本ではレモンティーも人気の紅茶とされていますが、イギリスではミルクティーが主流となっています。
このミルクは、日常飲みの場合、冷蔵庫から出したばかりの牛乳をたっぷり使います。

「ミルクが先か、紅茶が先か」という議論では、一応ミルクが先であることが多いようです。マグにティーバックと冷たい牛乳を先に入れておいて、最後に沸騰したお湯を注ぎ、ゆっくり抽出します。

イギリスの硬水はミルクとの相性も抜群です。また、ミルクを先に加えると、カップに紅茶の茶渋が付着しにくいというメリットもあります。この方法は、少ない量のミルクで多めの紅茶がしっかり混ざるので、人気があります。

英国王立化学協会が推奨する紅茶の淹れ方

1.日本の水道水のような軟水を注ぎ、火にかけます。

2.湯を沸かしている間、ポットに4分の1に水を入れ、電子レンジで温めます。
やかんの湯が沸くのと同時に、加熱したポットから湯を捨てます。

3.カップ1杯あたりティースプーン1杯の茶葉をポットに入れます。
次に、ポットをやかんの近くまで持っていき、茶葉めがけて勢いよく熱湯を注ぎ、茶葉をジャンピングさせます。このとき、お湯は沸騰を確認したら、すぐに火を止めたものを使います。(100度くらいのお湯を使用する)

4.ミルクはカップに先に注ぎ、後からストレーナーで紅茶を注ぎます。
砂糖はお好みで適量を入れ、飲みごろの温度は60~65度です。

5.3~5分蒸らし、注ぐ前に軽くかき回してから注ぎます。

英国式ミルクティーの淹れ方

英国式ミルクティーを入れる際には、茶葉はアッサムやセイロンなどの「風味の濃い性質」のものがオススメされています。そして、ミルクティーに使用する牛乳は、低温殺菌された牛乳を使用します。

20~30mlを目安に牛乳をいれて、イギリスで紅茶を楽しむような気分で、自分に合った紅茶を楽しんでみてください。

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