紅茶の等級の種類と茶葉の部位の名称について

紅茶を美味しく入れるためには、茶葉の知識やクオリティーシーズンに関する知識が欠かせません。

紅茶の等級やクオリティーシーズン、茶葉の部位について、学びましょう。

紅茶の茶葉の部位について

紅茶の原料は、ウーロン茶や緑茶と同じお茶の葉になります。ツバキ科の常緑樹です。

お茶の木は、中国種とアッサム種の2種類がありますが、現在、出回っている紅茶の茶葉は、アッサム種と中国種の交配種のものが多いです。

中国種の紅茶の茶葉の特徴

寒さに強く、温かい地域でよく育つ背が低めの木です。

葉は小さめで堅いです。カテキンは少なめで、酸化酵素の働きは弱く、緑茶に向いている茶葉です。

アッサム種の紅茶の茶葉の特徴

高温多湿の土地でよく育つ背が高めの木です。

葉は大きめで肉厚です。カテキンが多く含まれ、酸化酵素の働きも強いため、紅茶向きの茶葉と言えます。

茶葉の部位別の呼び方

茶葉の部位によって、様々な呼び名があります。

  • FOP(フラワリー・オレンジペコー):枝先の先端にある芽
  • OP(オレンジペコー):先端から2番目あたりの小さな葉
  • P(ペコー):先端から3番目あたりの中くらいの葉
  • PS(ペコースーチョン):先端から4番目あたりのやや大きく育った葉
  • S(スーチョン):枝先から5番目あたりの大きく育った葉

ティープレス

紅茶の茶葉の等級

紅茶の茶葉の等級は、味や品質の良さ・悪さで分けず、茶葉の形によって分類します。

この等級の違いによって、入れ方が違います。必ずパッケージを確認して、入れましょう。

今回は、主に市場に出回る4つのタイプの等級を学びます。

  • OP(オレンジペコー):柔らかい若い芽とまだ開いていない芽(チップ)を堅く細長く捩じった茶葉です。サイズは大きめ。
  • BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー):オレンジペコーの茶葉を2~3mmにカットしたものです。まだ開いていない芽(チップ)を多く含んでいます。
  • CTC(読み方はシーティーシー・「Crush/押しつぶす・Tear/ちぎる・Curl/丸める」という意味):機械を使って、細かく小さく丸めた茶葉です。胡麻ぐらいの大きさになります。今では世界の紅茶の半分以上はCTC製法で作られています。
  • BOPF(ブロークン・オレンジペコー・ファニングス):オレンジペコータイプの茶葉を2~3mmにカットしたものをさらに細かくしたものです。主に、ブレンドティーやティーバッグに使います。

紅茶のチップという言葉をよく使いますが、これは茶葉でまだ開いていない一番若い芽という意味です。くるくると丸まっているのが特徴です。

紅茶のクオリティーシーズンとは

紅茶にはそれぞれの産地の気候によりますが、一年のうちで最も高品質の茶葉が採れる時期をクオリティーシーズンと言います。

気候が安定している地域では、比較的、品質はそこまで違いがありません。

紅茶のベストシーズンという言葉もありますが、これは最も多くの茶葉が収穫できるシーズンのことを指します。

紅茶

代表的な紅茶の茶葉のクオリティーシーズン

12月~1月:ニルギリ

1月~2月:ヌワラエリヤ、ディンブラ

3月~4月:ダージリンファーストフラッシュ

4月~6月中旬:キームン

5月~6月中旬:ダージリンセカンドフラッシュ

5月~6月:アッサム

7月~9月:ダージリンモンスーンフラッシュ、ウバ

7月中旬~8月:キームン

10月~11月:ダージリンオータムナル

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