紅茶の入れ方

羽田空港や伊勢丹で買える!エディアールの紅茶ブランド

1854年創業の老舗のフランスブランドです。フェルナンド・エディアールが、パリのマドリード通りに開いた食料品店が始まりです。当時、紅茶のほかに、世界中の珍しいフルーツやスパイス、ジャムなどを取り扱っており、質の高い商品には定評がありました。その名はすぐにフランス中で知られることとなり、歴代大統領などのフランス社交界の人々や、喜劇俳優のチャップリン、小説家のヘミングウェイ、画家のピカソなど多くの著名人から愛されてきました。フランスで初めてパイナップルを輸入し、文豪アレキサンドル・デュマに贈ったエピソードもあり、常に新しいチャレンジを行ってきたことが伺い知れます。
現在、パリの本店は、1階が紅茶、コーヒー、ジャムなど様々な商品が購入できる店舗、2階は人気のレストランになっていて、世界中から訪れる美食家たちに愛されています。

目次

エディアール紅茶の特徴

一流のブレンダーが、世界中より選び抜いた茶葉をブレンドしていますので、どれも上品でクラシックな味わいになっており、フランスで最も格が高いといわれるほどの品質の良さを実感できます。
フランスの紅茶ブランドらしく、フレーバーティーも豊富に揃っており、4レッドフルーツ(ラズベリー・ストロベリー・レッドカラント・レッドチェリー)やマンゴーなど、フルーツティーが人気です。一番人気である、ブランドの名を冠した「エディアール・ブレンド」は、強く発酵した中国種の細かめの茶葉に、ベルガモットやレモンなどの柑橘系ピールがブレンドされています。ストレートでの飲用がおすすめで、大人っぽいどっしりとしたクラシックな香りが人気です。

エディアールはコルベール委員会に選ばれた唯一の食品ブランド

フランスには、伝統や品質、創造性を認められたブランドのみが加盟することができる「コルベール委員会」という組織があります。名門ホテルやオートクチュール、香水、ジュエリーブランドが名を連ねるなか、エディアールは、コルベール委員会への加盟が認められている唯一の食品ブランドです。数々の食品ブランドがあるフランスでエディアールのみが許されているということは、ブランドの価値を知るうえで重要な情報なのではないでしょうか。

エディアールの赤い缶のパッケージ

エディアールの紅茶は、深い赤のパッケージが印象的です。リーフティーが入っているスクエア缶の容器部分から、蓋まで全てが真っ赤なデザインになっており、ティーバッグも箱から個包装のバッグまで、全てが真っ赤です。ジャムなども赤いラベルが貼られており、ギフトセットは箱一面が赤で埋め尽くされているので、目に焼きつくような衝撃を受けます。ブランドロゴは黒で印字されているので、赤とのコントラストがより印象的です。

日本国内にベーカリーの店舗も

紅茶やスイーツを百貨店で展開しているほか、新宿にベーカリーの出店もしています。フランスの伝統的な焼き菓子であるクイニーアマン、オリーブを使用したチャパタなどが人気の商品です。席数は少ないですがイートインスペースもあり、購入したパンと一緒にエディアールの紅茶やスイーツ、ワインなどを楽しむことができます。とはいっても、メインはパンの販売なので、紅茶の種類は2〜3種類程度ですが、その世界観に一歩足を踏み入れるには充分でしょう。

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