紅茶の入れ方

セイロン紅茶が人気!ディルマとは

ブランド創立者のメリル・J・フェルナンドはセイロン(現在のスリランカ)西海岸の漁村で誕生しました。セイロンでは19世紀半ばより紅茶の栽培がされており、高品質な茶葉を生産し、世界中の家庭に送り出してきました。それと同時に、農園で働く人々は紅茶にたっぷりの砂糖を加え、大切な栄養源としての飲用をするようになりました。セイロンでは、紅茶は身近な飲み物だったのです。メリルはセイロンの人々にとって大切な存在である紅茶をもっと広めていきたいと、20歳で紅茶の本場、イギリスのロンドンへ渡ることを決意します。後に、セイロン出身者では初のティーテイスターとなり、人生を紅茶に捧げることを選択しました。困難を乗り越え、ブランドの設立が叶ったのは1988年、メリルは58歳になっていました。

ディルマは生産から販売までを自らのブランドで

当時は、茶葉の生産国からイギリスやフランスの輸入業者が買い取り、ブレンドなどの処理を施して流通させていました。メリルは、それでは鮮度や提供方法に問題があり、セイロンティーの本来の美味しさが伝わらず、セイロンの発展にもならないと考えました。自社で農園を持ち、発酵やパッケージングなどの処理を全て国内で行うことができれば、新鮮なままの高品質の茶葉の流通が可能だと思い立ちます。メリルは、セイロンの茶葉を最もよく知り、活かすことができるのは、セイロンの人間だと考えたのです。
大変な努力の末にようやく製品化した茶葉は、はじめヨーロッパに受け入れられませんでした。伝統を持つイギリス紅茶を好む人々や、大手の企業からの反発が大きかったのです。ライバル企業による値下げ競争などにも苦しみながらのスタートでしたが、地道な売り込みや茶葉の品質の高さによって少しずつ受け入れられるようになりました。現在は世界90ヵ国に流通し、高級ホテルや航空会社でも採用されるなど、高品質の紅茶メーカーとして認められています。

ディルマの紅茶の特徴

ディルマが取り扱っているのはほとんどがセイロン茶葉です。スリランカに貢献したいとの創設者の思いから、高品質で特徴を持った一流の茶葉の生産にこだわっています。高地で栽培され、ハイグロウンという呼び名に分類されるヌワラエリヤやディンブラ、中地ミディアムグロウンのキャンディ、低地ローグロウンのルフナなど、産地ごとに細かく分類された茶葉を提供しています。同じセイロンでも、産地によって風味や特徴が大きく異なるので、しっかりと紅茶を味わいながらいただきたい紅茶好きの方にとっては大切なことです。
ぜひお試しいただきたいのは「ワッテ・シリーズ」です。個性のない、誰にでも受け入れられやすいブレンドではなく、茶葉それぞれの特徴を強く活かしたこのシリーズは、ディルマにとって大切な製品です。ワッテ・シリーズは4種の品揃えですが、日本人の好みに合うのは「ウダ・ワッテ」といわれています。渋みが少なくまろやかな優しい味わいで、食事の際のドリンクとしても勧められています。

ディルマは貧困問題解決プロジェクトの継続

ディルマの母体であるMJFグループは、慈善基金を設けています。スリランカの都市部から遠く離れた貧困の村、クーララで経済的自立を促すための活動を勧めています。低賃金のサトウキビ畑で働くことしか選択肢のない村人たちのために、かつて村で栄えていたレンガ製作の技術を活かして土産物や装飾品を作るプロジェクトを支援しています。より高い価値を持つ商品を作り出して貧困のスパイラルから抜け出すことを目指すこのプロジェクトは、かつてディルマの創業者が掲げていた「セイロンティーの価値を高めてスリランカの発展につなげる」というコンセプトと通じるものがあります。

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