紅茶の入れ方

ペック(Peck)【プレゼントに人気!紅茶のブランド】

1883年、チェコ人のフランチェスコ・ペックが創業した高級食料品店で、はじめはイタリアのミラノにソーセージの店として開業しました。わずか数年でイタリア中に名を馳せ、1900年代にはイタリア王室御用達になるほどでした。ミラノに構えたカフェは上流階級の社交の場として重宝されました。「ミラノの顔」とまで評されたこのブランドは、イタリアの食通たちに愛され、不動の地位を築いてきたのです。
1918年にペック氏が引退し、他のオーナーに引き継がれてからは、パスタなど食料品の取り扱いが増え、デリカの販売も始めました。その後、経営者が変わるたびに新しいチャレンジを始め、現在の取り扱い商品は、オリーブオイル、パスタ、コーヒー、生ハム、チーズなどイタリアの食生活に欠かせないものを中心に、デリカやサンドイッチなど、都市で生活する方に人気の高い商品の販売も行っています。市民の美食生活に貢献してきたことが評価され、1974には「アンブロジーノ・ドーロ賞」を受賞しました。
1986年、世界初進出の場として選ばれたのは日本でした。高島屋に店舗を構え、生ハムやワインを日本に広めました。現在もイタリアの素晴らしい食文化を代表するブランドとして愛されています。

ペック紅茶の特徴

もともと紅茶の専門店ではありませんので、種類が少なく、日本では購入できる店舗が限られています。しかし、ダージリンやアッサムなど定番の茶葉の他に、レッドオレンジなどイタリアらしいフルーツのブレンドも用意されているので、イタリアに行かれた際のお土産に選ばれると喜んでいただけるのではないでしょうか。また、日本では高島屋などの百貨店に販売や飲食サービスを提供しているショップがありますので、そちらでイタリアらしい紅茶を楽しむことができます。
デザインを重視するのであれば、リーフティーよりもティーバッグをおすすめします。明るいイエローベージュにデザインされたブランドマークは、イタリアを象徴する太陽をモチーフにしています。高級感よりも気軽なイメージを重要視している可愛らしいパッケージは、見ているだけでも気分が上昇するのではないでしょうか。

ペック紅茶を作っているイタリアの紅茶事情

紅茶のイメージが強いイギリスにおいては、ほとんどの方がミルクティーを好んで飲まれていますが、同じヨーロッパでもイタリアの紅茶は少し様子が違います。イタリアはエスプレッソのイメージが強くなっていますが、朝食時は紅茶を好まれる方も多くなっています。ミルクを入れる方は全くいないと言っていいほど少なく、レモン果汁をたっぷり加えることが多くなっています。また、デザートと一緒に紅茶を楽しむ習慣はなく、あくまでも紅茶は朝食のために用意されているようです。温かいレモンティーのほかには、冷たいフルーツフレーバーの紅茶が好まれます。ダージリンやアッサムなどの定番のものはあまり人気がなく、それだったらコーヒーを飲む、という方が多いのです。
紅茶は硬度の高い水だと抽出されにくいといわれています。イタリアは平均としてはイギリスと同程度の硬度になっていますが、イタリアの中心地であるミラノは硬度がやや高くなっており、紅茶が非常に抽出されにくい特徴があります。そのため、輸入された紅茶を上手に入れることができず、風味が劣るために文化として定着しなかったのではないでしょうか。

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