紅茶のブランド

リプトンやキャンベルズ・パーフェクト・ティーの特徴【紙パックの紅茶も人気!】

リプトンの歴史は、スコットランド出身のトーマス・リプトンがアメリカに渡ったのち、21歳で開いた食料品店の「リプトン・マーケット」から始まります。19世紀末のことです。

積極的に事業拡大を行ったトーマスは、39歳で紅茶業界へ身を投じ、リプトンを一大紅茶ブランドへと成長させました。やがてトーマスは英国女王陛下から「サー」の称号を賜るまでになりました。第二次世界大戦の影響はリプトンの経営に大きなダメージを与えましたが、ティーバッグの量産化などの企業努力によりブランドを立て直しました。その後、アメリカ・カナダのリプトンがユニリーバに買収され、現在は世界中のリプトンはユニリーバの所有になっています。紅茶事業の開始から125年以上が経った現在は、125カ国で製品が販売されています。

リプトンの日本における製品展開

日本では、1906年に明治屋による輸入が始まりました。1961年以降、ティーバッグタイプの紅茶が急速に普及し、リプトンブランドが浸透することになります。現在、茶葉やティーバッグはもちろん、缶やペットボトル、紙パック、チルドカップでの飲料販売も行っています。コンビニやスーパーマーケットでも必ずと言っていいほど販売されており、初めて飲んだ紅茶がリプトンだという方も多いと思われます。2002年には、現在は定番となっている三角錐タイプのティーバッグの販売が開始されました。

リプトンの特徴

定番の紅茶として日本に定着しているリプトンブランドは、安定供給を売りとしています。決して取り扱いしている茶葉の種類は多くありませんが、クセがなくおいしくいただける紅茶として日本の生活に浸透しています。また、代表的製品であるイエローラベルはおなじみのパッケージと認識されており、ご実家の茶箪笥に常備されていた方も多いのではないでしょうか。そういった日常使いの製品は高級感はないのでギフトにはふさわしくないものの、生活に溶け込む紅茶として受け入れられています。

リプトンのリーフの特徴

おなじみのイエローラベルの製品にはケニアにあるリプトン自社農園で栽培されている茶葉が使用されています。ケニアの茶葉はクセがなく渋みも少なく、どんな飲み方にも合うといわれています。リプトンの紅茶も親しみやすく飲みやすい特徴があります。ストレートティーはもちろん、ミルクティーや様々なアレンジティーに使用できます。創業者の名前を冠した「サー・トーマス・リプトン」シリーズではダージリンやアールグレイ、セイロンのリーフティーが展開されており、パッケージも高級感のあるものになっています。こちらはギフトにもおすすめです。

リプトンの茶葉以外の製品

リプトンといえば、コンビニやスーパーのチルド飲料コーナーで販売されている紙パックを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。リプトンの紙パック飲料には500mlの中容量と1000mlの大容量があり、定番のレモンティー・ミルクティー以外にも、期間限定で、ピーチやマスカットなど様々なフレーバーの製品が販売されています。価格が低く、飲みやすい甘い風味から学生など若い層にも人気があり、日常的に紅茶を楽しむきっかけとなっています。

1797年、アイルランドで生まれたこの歴史あるブランドは、首都ダブリンに拠点を置き、アイルランドの人々の生活を支えてきました。家族経営の小さな店から始まり、やがてダブリンのメインストリートに大きな店を開き、紅茶のほかにワインや食料品も取り扱うようになりました。20世紀に入ると独立の混乱のために店舗が被害を受け始め、内戦のさなかで社屋が破壊されてしまいます。紅茶の普及に伴い若いメーカーが次々と創業され、生き残りが厳しくなったためにブランドを売りに出しました。
現在は食品メーカーのロバート・ロバーツ社の傘下になっています。英国の優れた食品に贈られるグレート・テイスト・アワードを受賞した、名実共に優れたブランドです。日本では、大手百貨店での取り扱いはないものの、インターネット通販や、紅茶専門店、輸入食料雑貨店などで販売されています。

キャンベルズ・パーフェクト・ティーの特徴

このブランドが生まれたアイルランドの人々は、イングランドに増して紅茶を愛しています。朝、起きてすぐにたっぷりの紅茶をいただくのはもちろん、昼も夜も、彼らの生活には紅茶が欠かせません。イギリス近隣の紅茶というと、格式高い高級な紅茶を思い浮かべますが、キャンベルズ・パーフェクト・ティーが目指す理想の紅茶は少し異なっています。ティーカップとソーサーを用意して、テーブルクロスのかかったティーテーブルでいただくイメージではなく、大きなマグカップに紅茶とミルクをたっぷりと注いで、リラックスできる空間でいだたく、そんなお茶の時間をプロデュースしています。
茶葉の取り扱いは1種類のみです。アッサム種を改良して作られたケニア産を使用しており、コクがあるけれどマイルドな、飲みやすい紅茶です。クセが少ないのでミルクティーにしていただくのもおすすめで、たっぷりのミルクはビスケットやスコーンとの相性が抜群です。

キャンベルズ・パーフェクト・ティーの黄色い大缶のパッケージ

普段の生活のなかで毎日飲んでほしいという思いから、缶入り紅茶の容量も多くなっています。500gとたっぷりなので、家族みんなで楽しめる気軽さです。パッケージ缶はラウンド型のナチュラルなイエローで、レトロカジュアルなイメージです。ロゴのデザインもシンプルな中に可愛らしいこだわりがあり、生活の中にすんなり溶け込みそうなデザインになっています。
また、本来は詰め替え用として作られたものですが、250gのリフィルパックも販売しています。一度開封すると、缶よりも通気性が高く茶葉が劣化しやすいので、密封容器えの詰め替えが必要ですが、お試しで購入なさる方は、はじめはこちらがよいかもしれません。

キャンベルズ・パーフェクト・ティーのクッキーやショートブレッド

クセが少なく、大容量の紅茶ブランドですので、茶葉を使ったお菓子作りにもお使いいただけます。近年、様々なレシピサイトが人気になっていて、スコーンやゼリーなどの簡単なものから、ケーキなどの本格的なもの、あるいは料理に使うソースなど、多様なメニューのレシピをインターネットで閲覧することができます。キャンベルズ・パーフェクト・ティーの紅茶を手に入れたら、ぜひ一歩踏み込んで、お菓子作りにもチャレンジしてみてください。美味しい紅茶と手作りのお菓子があれば、より素敵なティータイムを楽しむことができると思います。

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