マリアージュフレール

紅茶の高級茶葉マリアージュフレールといったフランスの有名紅茶ブランド7選

ヨーロッパで紅茶といえばイギリスが浮かびますが、フランスでも独特な紅茶文化が根付いています。17世紀にオランダから伝わった紅茶は、上流階級の日常に欠かせない嗜好品として発展してきました。現代でも、紅茶を親しむ伝統は受け継がれています。

フランスでは、味よりも香り・見た目に重点を置いた、美しいフレーバーティーが主流です。絶品の香りを追求した高級茶葉を多数取り揃え、日本でも根強い人気を誇っています。

紅茶ブランドMariage frère(マリアージュ・フレール)

17世紀の頃より紅茶の貿易業で財を成したマリアージュ家が作った、茶葉の輸入会社を起源に持つ紅茶ブランドです。1854年、パリに創業した歴史ある企業として、世界中で名を知られています。

日本にも支店があり、高級紅茶として人気を集めています。一般的なアールグレイなどの茶葉も取り扱っていますが、芳醇な香りと鮮やかな色合いの花びらをブレンドしたオリジナルフレーバーティーなど、バラエティに富んだ紅茶を500種類以上も販売しています。

紅茶ブランドDammann frère(ダマン・フレール)

マリアージュ・フレールと並ぶ、フランスを象徴する歴史ある紅茶ブランドです。創設者であるダマン兄弟が1925年に店を開きました。当時から貴族や王族などが好む高級な紅茶を数多く作り、人気を広めていきました。時代の変化と共に、庶民でも親しむことのできるブレンドを作り出し、幅広い身分層からも評価を集めていきました。

世界中の有名な良質茶葉を200種類以上も取り揃え、季節に合わせたオリジナルフレーバーティーを販売しています。

紅茶ブランドKusmi tea(クスミ・ティー)

20世紀初頭、フランスに亡命してきたロシアの商人クスミチョフが創設した紅茶ブランドです。フランスでは馴染みがなかった、ロシアで親しまれる香り高い紅茶が特徴です。まだまだ「貴族の飲み物」というイメージが強かった紅茶を庶民の間に広めるために尽力しました。

フランス有数の茶師たちによってブレンドされた、様々な香り豊かな花びらや果物、スパイスなどがバランスよく入ったオリジナル商品を多数、販売しています。

日本でも高い評価を受けているため、日本からの旅行客や、日本へのお土産品としても人気のブランドです。

紅茶ブランドLov Organic(ローヴ・オーガニック)

2010年にオープンしたばかりの、新しい紅茶ブランドです。クスミ・ティーの兄弟ブランドとして創設しました。自然素材のハーブや緑茶などをブレンドした、健康に重きを置いた、体に優しい茶葉を販売しています。

最近の人気でもある、ノンカフェインの「ルイボスティー」や、紅茶以外の健康に特化した茶葉をブレンドしています。このブランドでしか味わえない紅茶を多数、扱っています。

紅茶ブランドJanat(ジャナット/ジャンナッツ)

1872年、フランス・プロヴァンス地方で生まれた紅茶ブランドです。創設者であるジャンナッツ・ドレス氏は、世界中の紅茶産地を自分の目で見て回り、上質な茶葉を厳選してフランスに持ち帰り、紅茶の専門店を立ち上げました。ジャンナッツ氏が飼っていた二匹の猫がシンボルマークとして有名です。

長年築き上げてきた生産者とのネットワークを通じて、上質なセイロン茶やインド茶、日本茶などを取り入れたこだわりのブレンドティーを世界中に発信しています。

日本にも分店があり、上品な香りが特徴のフレーバーティーが人気を集めています。

紅茶ブランドFauchon(フォション)

1886年に創業した、食料品メーカーによって誕生した紅茶ブランドです。美食家たちから高い評価を得ている高級食料品店が生み出した紅茶として、世界中にファンを持っています。

上質なセイロンティーにドライフルーツをブレンドしたフレーバーティーからストレートで楽しめる茶葉まで、6種類を販売しています。各界の著名人がこぞって買い求める、セレブ趣向の強さが特徴の紅茶です。

紅茶のマリアージュフレールについて

マリアージュフレールの始まりは、1660年ごろにルイ14世のもとに貿易の仕事に従事したニコラス・マリアージュ、同じく貿易の仕事をしていたピエール・マリアージュ兄弟にまで遡ります。兄弟が確立したフランス交易は、兄弟の子孫に引き継がれます。1854年、フランス発の茶類輸入業者「マリアージュ・フレール」がパリに設立され、本格的な紅茶の輸入・販売が開始されました。当時はまだ紅茶よりもコーヒーが一般的だったため、貴族階級以外では紅茶の価値が知られていませんでした。紅茶が高価だったこともその一因です。マリアージュフレールは厳選した茶葉のみを扱い、高級食品店や名門ホテルなどと取引を行うことでその名を広めていくことになります。高品質な茶葉の確保のために、自らが世界各地の農園に赴いて交渉することも少なくなかったといいます。やがて、スイーツなども一緒にいただけるサロンを開き、紅茶の茶葉そのものでなく「お茶の時間」のプロデュースを始めました。

マリアージュフレールの日本での展開

1988年に「マリアージュフレールジャポン」が設立されました。銀座にある本店では、紅茶やスイーツの購入はもちろん、本格フレンチを楽しむことができます。日本においては、一流の茶葉のみを扱っているため高価であることや、紅茶といえばイギリスという考えが浸透していることにより名前を知らない方も多いと思われますが、紅茶好き・フランス文化好きの方は必ず知っているブランドです。

マリアージュフレール紅茶の特徴

マリアージュフレールは、フランスのブランドらしく伝統を守りつつも前衛的なフレーバーティーにチャレンジしています。紅茶だけでなく、日本の緑茶を使用した製品も作られています。フランス料理では常に新しい食材や組み合わせを開発しているように、紅茶の開発にもこだわっています。決して奇をてらっただけの物珍しい紅茶ではなく、より崇高で繊細な、芸術作品としての紅茶を目指しているのです。近年は「フランス流紅茶芸術」を称しています。
一番人気は「マルコポーロ」というフルーツと花の風味のフレーバーティーです。グァバやマンゴーのような南国系のフルーツとバニラのような甘い香りがあります。しかし原材料が公表されていないため、なにを使用しているかは紅茶好きの中でも意見が分かれるようです。ベリー系の香りやライチの風味を感じる方もいらっしゃるようです。
ストレートティーの種類も豊富で、2015年のマリアージュフレールジャポンの通販カタログに載っている茶葉だけでも、ダージリンが5種、アールグレイが3種など、産地の違いだけではない味わいの違いにまで配慮されています。世界35カ国から500種類もの茶葉を厳選しているということなので、その種類の多さも納得できますね。

マリアージュフレールの紅茶以外の製品

高級感のあるスイーツが豊富で、紅茶味のショコラ、スコーン、ジャムなど、ティータイムにぴったりの品揃えです。カラフルなティーポットなども販売しているので、組み合わせて特別な日の贈り物としての購入もおすすめです。パッケージデザインは、伝統を感じさせるシックなもののほかに、明るいカラーで軽やかなデザインのフランスらしいものも多く用意されています。

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