紅茶を飲むときに意外と必要になるのが、紅茶の下に敷くコースターです。机でパソコンをしながら紅茶を飲むときも、本を読みながら紅茶を飲むときも、キッチンでちょっと紅茶を飲むときも、コースターを紅茶の下に敷くだけで、紅茶の熱さでテーブルを傷めてしまうことや、水滴がついてしまうのを防ぐことができて、とても便利です。コースターは世界中で色々なものが既に売られています。現在のようなコースターはいつ頃から普及したのでしょうか。日本ではどのようにして普及したのでしょうか。また、コースターの簡単な作り方も合わせてご紹介します。
コースターの歴史
1860年にドイツのメーカーが、商品のロゴの入ったコースター(ビールマット)をダンボール素材で作り始めました。その後、木材のパルプを使ったコースターがドレスデンで発明されました。今では、いろいろな会社が様々な素材でコースターを作り、各国で供給しています。日本では戦後、アメリカの進駐軍のクラブで利用していたコースターが実用的だということで日本にも広まり、普及しました。
コースターの作り方
コースターには色々な素材がありますが、お気に入りの布があれば簡単に作ることができます。ミシンでも手縫いでもできます。
お気に入りの布を用意して四角く裁断します。ご希望のサイズ+縫い代1㎝のサイズに裁断します。(カップなどの下に敷くので、少ししっかりした厚めの布の方が良いかもしれません。もし薄手の布を使いたい時は、接着芯を用意してアイロンで貼りましょう。)
表同士を合わせて、待ち針で止め、四角い布のの裏側の部分を、縁から1cm開き口の部分を残して(開き口部分は縫わない)一周縫います。
返しやすいように、糸の部分を残して角の部分をカットします。
縫わないで残しておいた開き口から、布を表に返して、表側が外に出るようにします。
アイロンをかけて形を整えます。
外側から2mmの縁を一周縫います。
できあがりです。
コースターを縫う前に布に刺繍模様を入れるのも楽しいですね。刺繍をメインにするのなら、記事は刺繍用の生地を買って、刺繍してからミシンや手縫いをして形を作りましょう。
コースターの楽しみ方
お気に入りの美味しい紅茶をお気に入りのコースターに置いて飲んでみてくださいね。おうちがティールームになった気分で素敵な気分で紅茶が飲めるかもしれません。この紅茶にはこのコースターと決めて用意しておくのも良いですね。おうちでティーパーティーする時には、お手製のコースターをお友達にも見せてあげてくださいね。コースターから色々と話の花が咲いたら、いつも飲んでいる紅茶もより美味しく、楽しい気分で飲めますよね。

