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アフタヌーンティーに人気のフォートナム・アンド・メイソンの歴史と茶葉

フォートナム・アンド・メイソンはアン女王の従僕であったことが始まり

1707年 イングランドとスコットランドが連合し、グレート・ブリテン王国が誕生した年であり新しい時代に先駆けてイギリスの歴史が新しく始まる年となりました。この年、アン女王の従僕になったフォートナム氏はアン女王の宮殿内で蜜蝋(みつろう)の取り替えを毎晩行う仕事を任されました。この時ろうそくの燃えさしを売る商売が成り立つのではないかと思いつきました。デューㇰ・ストリートでウィリアム・フォートナムとヒュー・メイソンがろうそくを販売する小さな店を始めました。

1756年 その後、ろうそくだけを販売していた店から紅茶や食料雑貨類を販売するようになりました。店舗を新住所に移転させました。

郵便サービス・金賞受賞・ナイチンゲールへ贈り物「フォートナム・アンド・メイソン」

1794年 さらに郵便事業を始めることとなりました。当時のイギリスでは1839年の中央郵便局が開設されるまで誰もが郵便事業をすることが出来る時代だったので店の中に郵便サービスを設置する事で店に訪れた人々を新しい顧客として魅了していきました。

1851年 万国博覧会に参加します。「ナッツ、種、フルーツ」の部門で輸入業者として金賞を受賞しました。更に工場で部品を生産・加工し、現場では組み立てるのみという「プレハブ」の概念が紹介されながらその概念を料理に生かすことにしました。特に調理・盛り付け済みの料理を考案し始めたフォートナム・アンド・メイソンの事業ですがこれが現在、誰もがお世話になっている「レディ・ミール」の出発点となります。

1855年 クリミア戦争が始まりましたがスクタリの病院で働くナイチンゲールの元に食料品を送りました。ビクトリア女王はナイチンゲールが従事するスクタリの病院の悲惨な状況を知ってナイチンゲールの元へ大量の濃縮牛肉スープを送るようにフォートナム・アンド・メイソンに命令を下したからです。

1886年 ハインツのベークド・ビーンズの販売を始めます。ハインツ氏はアメリカからイギリスに渡る際に5箱のベイクド・ビーンズの缶詰を持ってきました。早々とフォートナム・アンド・メイソンに会ってベイクド・ビーンズを見せました。すぐにベイクド・ビーンズの販売に取りかかりました。その味は多くの食通たちをうならせました。

1925年 レディース、子供服、キッチン用品部分を新たに開設しながら大改装に着手し始めます。

1931年 アメリカ・ニューヨークに進出します。マディソン・アベニューに7階建ての支店をオープンさせました。

1940年 第2次世界大戦中、軍人たちに対する配慮がありました。軍人たちのための専用部門を設置する事で食料はもちろん、害虫除けパウダーや海外のタバコなどを販売しました。またナイフとフォークが一緒になった「スポーク」もあります。

フォートナム・アンド・メイソンのアフタヌーンティー

イギリスの伝統の紅茶を飲む習慣に、フォートナム・アンド・メイソンは人気です。

1800年初期 7代目ベッドフォード公爵夫人のアンナマリアによって始められた風習といわれています。当時は一日の食事が朝と夜だけでしたから午後にお茶とお菓子を楽しむ時間をつくるアイデアを考えだしました。宮廷や貴族の間で大流行しお客さまをおもてなしするティータイムとなりました。現在もイギリスでは優雅なアフタヌーンティーを楽しむ習慣があります。

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