紅茶の入れ方

知っておきたい紅茶の大航海時代の始まりの歴史

大航海時代、いよいよアジアから西洋諸国へ紅茶が伝わります。西洋諸国のお茶の歴史を見ていきます。

大航海時代の始まり

17世紀、大航海時代。この時代、西洋諸国には東洋の文物が多くもたらされました。

そのひとつがお茶です。西欧に初めてお茶を伝えたのは、オランダの東インド会社です。ただ、この時点では紅茶ではなく緑茶でした。

当時、中国やインドネシアなどの東洋との貿易を独占していたのが、オランダの東インド会社でした。そのため、イギリスも東インド会社を持っていたものの、インドとの貿易に重点を置いており、この時点ではまだイギリスには喫茶文化はありませんでした。

インドのアッサム種があるのではと思いますが、アッサム種が発見されたのは19世紀に入ってからで、この時はまだインド茶はありませんでした。

中国より独占的に入手した茶葉を持つオランダでは、1630年代から喫茶の文化が広がっていました。イギリスでお茶が飲まれるようになったのは1650年代から。ただ、お茶の文化が広がっても、茶葉はオランダから購入しなければいけませんでした。

イギリスは1669年、オランダ本国からお茶の輸入を禁止する法律を制定、同時にイギリス・オランダ戦争(1652〜1674年)へ突入します。

この戦争に勝利を収めた15年後、中国から直接輸入したお茶が初めてイギリスに流通しました。この年を境に、福建省アモイで集められたお茶がイギリス国内に持ち込まれ、紅茶の文化が発達しました。

イギリスで緑茶よりも紅茶が親しまれているのは、アモイに集められたお茶が関係しているといわれています。そのお茶は「武夷茶」と呼ばれる紅茶に似た半発酵茶で、また色が黒かったことからブラックティと呼ばれていました。このお茶が西欧の茶の主流となったわけです。

イギリスへインドの紅茶が伝わる

紅茶の歴史はまだまだ続きます。

19世紀、イギリスの冒険家ブルースがインドのアッサム地方で自生している茶の木を発見。これが中国茶のものと違うことがわかりました。

1845年、さらに新たな発見がありました。イギリス人のフォーチュンという人により、緑茶と紅茶の原料は同じ茶の木のものであり、ただ製法が違うだけだと。

これらの発見から、中国種とアッサム種との交配、品種改良を進め、各地で茶の栽培がおこなわれるようになりました。

イギリス最古の紅茶商

中国から西洋へお茶の文化がもたらされ、新たな文化へと歩みを進めていきました。さらに、英国最古の紅茶商をご紹介します。

現在はたくさんの紅茶ブランドがありますが、どの会社が最古のものかは意外と知られていません。それは「トワイニング」です。

創設者はトーマス・トワイニング。織物業者の生まれですが、当時の毛織物業不況のため、東インド会社の富裕商人の下で働いていました。そこでトーマスはお茶の将来性を見出し、1706年「トム」というコーヒーハウスを開きます。そして小売業を開始。当初は様々な商品を売っていましたが、お茶の需要が伸びたため、お茶の卸・小売業を行うようになりました。

今では紅茶の専門店ですが、創業当時はコーヒーハウスだったんですね!歴史とは面白いものです。

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