函館は文明開化とともに異国文化が入った街
江戸時代も終盤、アメリカ海軍提督ペリーが黒船とともに横須賀市浦賀港に日本の鎖国を辞めて開港する様に要求しました。その後日米和親条約を締結後、函館への開港要求の為に函館も視察に来ました。その後、静岡県下田港を開港し日米修好通商条約を経て日本は国交を持ったと言われています。ですから函館は箱館戦争までの間、大きく文明開化した異国情緒溢れる港町に変化しました。
色々な国の洋館が立ち並ぶエキゾチックな函館
1 ハリストス正教会
キリスト教ロシア教徒によって建てられた教会。日ロ和親条約により、下田から函館に向けて入ったと思われる。宗務院よりワシイリイ・マホフ神父、函館の主任司祭として任ぜられる。綺麗な白い建物が印象的な、函館の繁華街から山の手に歩くとそう遠くはない場所にそびえ立っています。
2 聖ヨハネ教会
明治11年に英国のプリーストにより伝道され開基。箱館の医療、教育、福祉分野にも大きく貢献しました。聖ヨハネ教会はハリストス正教会の向かいに並んだ比較的こじんまりとした教会ですが、ハリストス正教会と建物の作りが似ていて可愛らしい教会なので人気が有ります。
3 中華会館
国登録有形文化財に指定された中国建築物として貴重な建物であります。三国時代(魏・呉・蜀)に建てられたものとされています。赤いレンガ様式の建物は印象的で、内部は本場の中国式の装飾になっています。
そんな洋館の中の驚きのおしゃれな喫茶室が存在
旧イギリス領事官内に有る喫茶室をご紹介
旧イギリス領事館には実はアフタヌーンティーを優雅に楽しめる喫茶室が有ります。イギリスでは午後のひと時を優雅に紅茶を美味しいケーキやマフィンなどと楽しむ習慣が有ります。その習慣を汲んで、この領事館には喫茶室が併設されてると思われます。「ティールム ビクトリアンローズ」と言う喫茶室です。
住所:元町33-14 函館駅から基坂を山の手に上がるとイギリス領事館が有ります。
電話番号:0138-27-8159
営業時間:夏期(4月から10月末)9:00~19:00 冬期(11月から3月末) 9:00~15:00
定休日:年末年始
ビクトリアンローズセット 1,800円
紅茶かコーヒーのポットサービスとなっています。
サンドイッチ・ミニケーキ・手作りスコーン・夕張メロンゼリー・クッキー・ベリーベリーケーキのセットとボリューム満点。
紅茶はアールグレイ・英国ブレンド・キーマン・ダージリン・ローズティの5種類の中からチョイス可らしいですね。お友達とシェアされるとお得感も有ります。
ケーキセット 810円
意外とお得な価格のケーキセット。本場の紅茶と美味しいケーキをこの値段で頂けます。
函館住民にも愛されているレトロな喫茶店
1 茶房ひし伊
住所:宝来町9-4 市電「宝来町」電亭より徒歩2分
電話番号:0138-27-3300
営業時間:10:00~18:00
定休日:無休
古民家風建物を改装したお洒落な外観は観光客にも人気が有る喫茶店。こちらのメニューの中の「アーモンド紅茶」や「ミルクティー」は良く飲まれる人気紅茶。異人館を訪問された後の休憩にお立ち寄りください。
2 紅茶専門店ルフナ
住所:本町4-20 市電五稜郭公園前から函館中央病院へ向かうと有ります。
電話番号:0138-55-0443
営業時間:火曜以外の平日 10:00~23:00 土日は20:00迄
定休日:火曜日
本蓮スリランカ、中国、インドからの茶葉を直輸入しています。ワッフルが有名なお店。他にマフィンなどのアフタヌーンティーにピッタリなスイーツを提供されています。茶器や紅茶グッズがラインナップされた内観は本当にお洒落で、女性に人気が有ります。五稜郭公園を散策し、函館駅に向かうときに立ち寄ると良いですね。

