紅茶のマナー

紅茶の茶葉の見分け方と紅茶の飲み方や出し方のマナー6選

人を不快にしてしまうふるまいは、楽しくおしゃべりして美味しい紅茶と食べ物をいただくティーパーティーでは避けたいですよね。

ティーパーティーでは、エレガントさを崩さないために、エチケットが色々とあります。ティーパーティーにお呼ばれする人も、ティーパーティーを主催してゲストを呼ぶ側の人も、気を付けなければならないことがあります。

どのようなことにまず気を付ければ良いのでしょうか。お互いに気持ちよく美味しく紅茶を飲むために気を付けたいマナーやエチケットをいくつかご紹介します。

目次

紅茶のマナー・まずは招いてくれた方にきちんと挨拶

ティーパーティーにせっかく招いてくれたのですから、できるかぎり親しい間同士でのティーパーティーでも「ありがとう」のつもりで、きちんと挨拶やお礼をしましょう。

紅茶のマナー・カップは両手ではなく片手で掴んで飲む

片手でそっと優しく掴みましょう。落とさない程度にでもきちんと優しく指で支えてくださいね。小指を立てるか立てないかは自由ですが、あまりピンとたてるのは、しない方が無難です。決して両手でカップを持って飲み干すようなことをしてはいけません。また音を立てて飲んではいけません。

紅茶のマナー・スプーンをかきまぜる時はカップに当てない

スプーンをかき混ぜるときには、カップにできるだけ当たらないようにしましょう。カップに当たると必ず音がしてしまいます。静かに前後に揺らすようにかき混ぜると砂糖が溶けやすく、音もしにくくなります。

紅茶のマナー・サンドイッチ→スコーン→ケーキの順番で食事をする

最初はまずサンドイッチから食べます。そして、スコーンを食べてから、最後にケーキを食べましょう。

紅茶のマナー・テーブルから遠い席の時はソーサーごと持つ

紅茶が自分の席から遠い時は、ソーサーごと手に持って、紅茶を飲むときは膝の上にソーサーを残して、ソーサーを左手で支えて置いたまま右手でカップを持って飲みましょう。

紅茶のマナー・スコーンは半分に切って半分ずつ食べる

基本的にスコーンは手で半分に割いて食べます。どうしても割れなかったら、ナイフを使っても良いと思いますが、基本的にスコーンは手で半分に割れるようになっています。その上にジャムとクリームをのせて食べます。決してサンドイッチのようにして食べてはいけません。

紅茶のマナーを身につけて楽しみましょう!

国によってマナーやエチケットは違います。イギリス人にはイギリス人のルールがあります。また地方によっても変わったりします。大切なのは不快な印象を持たれないように心がけて振舞うことがまず大切です。間違ってしまったら「ごめんなさい」と言って、許してもらいましょう。お茶をリラックスした雰囲気で楽しむことも大事ですからね。

紅茶の葉のサイズ

紅茶は仕上げの工程でふるいにかけられ、その形状、大きさによって区分されます。

いわゆる茶葉のサイズわけで、これを一般に紅茶の等級区分といいますが、

それは茶葉の「大きさ」と「外観」を表すだけで、品質の良し悪しを表したものではありません。

しかし商品の見た目を重視する取引には重要になってきます。

紅茶の等級区分一覧

★OP(オレンジペコー):一般に細かい針状の長い葉で、葉肉は薄く、しばしば橙黄色の芯芽(ティップ)を含みます。浸出した水色は明るくうすいものが多く、香味が強いのが特徴です。

★P(ペコー):葉は太めでよく揉まれたもの。OPよりも短く、針金状ではなく、芯芽はあまり含まれません。水色は一般にOPよりもやや濃い。

★BP(ブロークンペコー):BOPよりややサイズは大きく、芯芽をふくまず形も扁平なものが多く中級品。水色はやや弱く、主に増量用に使われます。

★BOP(ブロークンオレンジペコー):需要が最も多いものです。リーフ・スタイルのどの茶よりも葉のサイズが小さく、もっとも多く芯芽を含み、よく揉まれています。水色も濃く、強く、香味も強い。

★BOPF(BOPファイニングス):BOPよりも小型で、はるかに水色は濃く早く抽出されます。ブレンドに多用される上級品。

★F(ファイニングス):扁平で小さなサイズで、ダストより大きい。

★D(ダスト):葉のサイズがもっとも小さいもの。

このように等級区分は大きさによってこのような表示がされますが大きくても小さくても、優劣というものはなく、それぞれが特徴を持って役割を持っています。

そのため大きすぎて売れない、小さすぎて売れない、というような農作物でよくありがちな展開にはならない、あまりというものは基本的には出ない、という非常に効率の良い作物がこの紅茶の茶葉であるわけです。

ティーバック用の等級区分

ティーバッグに使われている茶葉の多くはCTC製法によるものです。CTCとはCrush、Tear、Curlの略で、短時間で茶成分の抽出が出来るように、最初から細かい茶葉を作る製法です。したがって「CTC茶」には前述のリーフスタイルの茶はありません。等級を簡単に区分すればブロークン、ファニングス、ダストとなります。ブロークンのみブロークンペコーとブロークンオレンジペコーが存在しますので

詳しく言うと実質4種ということになります。基本的に最初からパックのつめられるのでかなり経費も安く済むため大量生産が可能となりました。

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