目次
ディンブラティーとは
ディンブラティーという紅茶があるのをご存知でしょうか?ディンブラティーは、スリランカのセイロン島で収穫される紅茶であるセイロンティーのひとつです。では同じセイロンティーでも、他のセイロンの紅茶とはどのように違うのでしょうか?他の紅茶と味わいはどう違うのでしょうか。ディンブラティーの特徴と、そして原産地などを詳しく見ていきましょう。
ディンブラティーの原産地
ディンブラティーは、スリランカの西部にある高地で収穫されるハイグロウン紅茶のひとつです。ハイグロウン収穫地域の紅茶の中でも渋みは少ないためか、とても飲みやすく感じられます。同じハイグロウンの地域の近くには標高が高いヌワラエリアの収穫地域がありますが、ディンブラティーはヌワラエリアティーとは少し違ってマイルドな優しい味わいが特徴の紅茶です。
ディンブラティーの特徴
花のような香りがする紅茶です。特にクオリティーが最も高いと言われる時期であるクォリティーシーズンに収穫されるディンブラティーは、バラのような甘い香りがします。渋さや力強さは控えめであって強いクセがないけれど、コクがあり飲みやすいお茶です。そのマイルドさから、ストレートでもミルクティーでも美味しく、またアイスティーとしても美味しくいただける紅茶です。
ディンブラティーの収穫時期
1月~3月がクォリティーシーズンです。その時期に取れた紅茶がベストな状態で最良の香りと味わいを楽しむことができる紅茶です。ディンブラティーを、ただストレートで楽しむのであるなら、やはりクォリティーシーズンに収穫したディンブラティーだったら最高の味わいかもしれません。ただ、時期に限らず、ミルクティーとしてもアイスティーでも、優しい味わいは生きますので、色々と試してみて、お好みの味わい方を探してください。
紅茶にはベストな状態のクォリティーシーズンがあります。なかなかそれがクォリティーシーズンの茶葉かわからない人も多いかもしれません。様々な紅茶店やネットで購入する際に聞いてみたりするのも良いかもしれません。決してクォリティーシーズンの紅茶でなければ美味しくないという訳ではありませんので、美味しいと思う紅茶があったら、いつでも買ってみて、贔屓にして味わってみてください。暑い日も寒い冬も紅茶でほっとリラックスできる優しい味わいのディンブラティーは、安らぎたい時に合う紅茶の1つかもしれません。紅茶屋さんで見かけたら試してみて、色々な紅茶と飲み比べてその味わいを味わってみてくださいね。