紅茶の茶葉

スリランカ生まれのセイロンティーやキーマン紅茶の味と種類・特徴

セイロンの茶産地は中央高地のヌワラ・エリアを真ん中に左右に茶産地が分けられます。左側をウエスターン・ディンブラ地方と右側のイースターン・ウバ地方に分けます。

セイロン茶の茶園の高さの区分

高地産茶:海抜1,200m以上 ハイ・グロウン・ティー

産地名:ウバ、ヌワラ・エリヤ、ディンブラ、ウダ・プッセラワ

中地産茶:600~1,200m ミディアム・グロウン・ティー

産地名:キャンディー

低地産茶:600m以下 ロウ・グロウン・ティー

産地名:ルフナ

セイロン茶の高地産茶の種類

◇中央高地ヌワラ・エリア

「紅茶のシャンペーン」

海抜2,000~2,200m地域に茶園はあります。高地産特有の高い花の香りとレモン・イエローから赤みのかかった淡いオレンジのカップすい色です。セイロン紅茶の中でも爽やかで繊細な味と香りは「紅茶のシャンペーン」と絶賛されるほどです。ストレート・ティやミルク・ティーに向いています。クォリティ・シーズン / ディンブラ・シーズン 1~3月 / ウバ・シーズン 7~9月

◇ウバ地域

インドのダージリン・中国のキームン・セイロン代表ウバ茶は世界三大銘茶

標高900~1,500mの山岳地帯にセイロン中央高地の東側斜面に位置しています。ハイ・グロウン・ティーの分類になります。クオリティー・シーズンは7~9月でこの時期に生産される紅茶はたいへん質の高いものであると有名です。香りはメントール系で菊の花やジャスミンの花を想わせます。力強く溌溂とした味がありこれを「バンジェント」と呼んでいます。特別なのはカップの内側に金色の環を呈するものです。このすい色をゴールデン・リングと呼んでいますが明るく澄んだ鮮紅色です。

◇ディンブラ

「味・香・色」のバランスが最高

海抜1,000~1,800mのディンブラ、ディコヤ地区はセイロン中央高地を真ん中に左側丘陵地帯に茶園があります。ハイ・グロウン・ティーの分類になります。アッサム種と中国種をかけ合わせた茶樹が植えられているディンブラ茶園は最高品質のお茶が生産されます。クオリティー・シーズンの1~3月に生産されるものが質がいいと有名です。「色、味、香り」の三拍子揃ったバランスのとれた紅茶として有名で柔らかな花の香りと口当たりの良いマイルドでコクのある味であるといいます。カップすい色は鮮やかな紅色でストレートやミルク・ティーなどに向いています。

◇ウダ・プッセラワ

中国種とアッサム種の混合を栽培

海抜1,500~2,000mのセイロン中央高地ヌワラ・エリヤと北東部のウバ地方の北端に位置しているウダ・プッセラワ茶園では混合種で寒さに強い中国種とアッサム種が植えられています。ウバに近い茶園では7~9月のウバ・シーズンにメントール系の菊の花やジャスミンの花の香りのお茶が生産されます。ディンブラ・シーズンである1~3月の冷たく乾燥する時期にヌワラ・エリヤに近いアッパー・ウダプッセラワで地方でバラの花の香りのあるお茶、ディンブラが生産されます。しかし味や強さはウバやディンブラよりも軽めのものになります。クオリティ・シーズン / 7~9月のイースターン・ウバ・シーズン / 1~4月ウェスターン・ディンブラ・シーズン

中国と言えばウーロン茶、それともジャスミン茶、いえ、やはり中国緑茶のイメージでしょうか。緑茶やウーロン茶が有名な中国でも、実は紅茶が栽培・収穫されているのをご存知ですか?中でも、中国の紅茶キーマンティーは、ダージリンティーやウバティーと並ぶ世界三大紅茶と言われています。世界の紅茶の主な原産地は、ダージリンのインド、ウバのスリランカ(セイロン)。そしてキーマンの中国なのです。中国で収穫されるキーマンティーとは、いったいどんなお茶なのか、その特徴を詳しく見ていきましょう。

キーマンティーの原産地

キーマンの産地は中国の安徽省祁門県附近です。「キーマン」ですが、漢字では「祁門」と書きます。キーマンティーは国際的な大会で、数々の賞を受賞している紅茶です。中国は紅茶生産量が世界で第2位ですが、中国国内での紅茶の消費量はあまり多くありません(やはり緑茶やウーロン茶が多いのでしょうね)。ほとんどの紅茶は、中国国外への輸出のために栽培して収穫されています。

キーマンティーの収穫時期

キーマンティーが収穫される時期はとても短く、年間で6月~9月だけです。最良な状態の茶葉は、8月に収穫したもので、それが最高級品ですが、もともと収穫期間がとても短いため、全体の収穫量も少ないこともあり、最高級の8月に収穫されたものは高値で取引されています。

キーマンティーの香り

キーマンは甘い香りがするなかにほのかなスモーキーさがあります。ただ、残念ながら、製法を簡略した安い粗悪品も出回っており、それらはスモーキーさがとても強いものとなっています。最高級の甘い香りがするものは貴重であり、あまり出回っていないため、実際の最高級品で楽しめるキーマン本来の紅茶の香りではなく、粗悪品のスモーキーすぎる香りの印象のイメージで飲まれていることが多いようです。
紅茶のイメージがあまりなく、やはり中国茶のイメージが強い国の中国ですが、同じ中国原産である中国茶の中には「紅茶」の存在もあるということを忘れないでくださいね。中国にもし旅行へ行く機会があるのなら、紅茶を探してみてお土産に買ってきてみても面白いでしょうね。本場のキーマンティーを楽しむのなら、せっかくですから、最高級の甘い香りが味わえる最上の本物のキーマンティーを、ぜひストレートティーで楽しんでみてください。甘いバラのような香りを楽しみながら、中国紅茶の味わいをぜひ満喫してみてくださいね。

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