紅茶の入れ方

紅茶の種類-ヌワラエリヤとは

ヌワラエリヤとは

ウバ、ディンブラと並ぶセイロンティーとして知られるヌワラエリヤは、「セイロン紅茶のシャンパン」と呼ばれています。強く華やかな香りが特徴で、ダージリンと特徴が似ているため、そう呼ばれています。

ヌワラエリヤは高原の街の名前です。英国統治時代の名残を残すスリランカの代表的な避暑地であり、標高1800m~2000mの霧に包まれた山岳地帯で茶葉が栽培されています。東にウバ、西にディンブラがあり、その間に挟まれたところに位置しています。ウバ、ディンブラと同じくハイグロウンティーです。

高地の特徴として挙げられるものと言えば、昼夜の温度差が激しいことと、温度差の影響で霧が発生しやすいことなどがあります。ヌワラエリヤも高地のため、その気象条件が当てはまります。昼間の気温は20~25度、朝晩は5~14度とかなりの差があり、霧も発生しやすいです。激しい温度差と霧の影響を受けて育つため、ヌワラエリヤの茶葉にはタンニンが多く含まれるのです。

また、この地の激しい温度差は、強い香りの茶葉を育てるのにも向いています。「セイロン紅茶のシャンパン」と呼ばれる所以はここにあり、ヌワラエリヤの華やかな香りを好むファンが世界中にいます。

ヌワラエリヤのクオリティーシーズン

収穫は1年中行われますが、クオリティーシーズンは1月~3月です。特に2月~3月はより高品質なものが取れやすいです。クオリティーシーズンのものは、最も香りが良いとされています。爽やかな花のような香りが漂い、独特の渋みがあり、とても味わい深いものとなっています。茶葉はBOP(ブロークンオレンジペコー)タイプがほとんどです。OPやシルバーディップのみで構成される茶葉もありますが、品質的にはBOPの方が良いとされています。

高品質な紅茶葉から廉価なティーバッグ用の茶葉まで幅広く生産されており、セイロン紅茶ベースのティーバッグによく使われています。ティーバッグのものは日本でも流通しており、日本人にとっても馴染み深い紅茶でもあると言えます。やや東側にある地域の茶葉は「ウダプッセラワ」という独立した産地名で出荷されることが多くなりました。

ヌワラエリヤの入れ方

ヌワラエリヤ紅茶は全般的に発酵度が低いです。紅茶は十分に酸化酵素を働かせた後で加熱して酸化酵素の働きを止めて製造するのが一般的です。

実際にヌワラエリヤを淹れてみると、他の紅茶の水色よりも淡いオレンジ色だと分かります。そして、緑茶を思わせる青々とした若葉の香りからなるデリケートな味わいが特徴です。茶葉の香りは繊細で爽やかな、水仙やスズランを思わせる香りを漂わせています。

発酵度が低いことから、紅茶の中では日本茶や中国茶に近い風味と渋みが特徴となったということです。風味や香りを楽しみたいなら、ストレートティーが最適と言えるでしょう。

生産地域が広大なヌワラエリヤは、茶園によって風味が異なるものもあります。タンニンが多く含まれているため、やや渋みが出やすく、入れ方にも多少の工夫が必要な場合もあります。短時間で抽出するか、少ない茶葉で長く蒸らすことで旨味が増す茶葉もあります。

風味に多様性があるぶん、入れ方が難しいかもしれません。独特の渋みを楽しみたいならストレートがおすすめです。ミルクによって茶葉が持つおいしさが引き立つので、ストレートとは少し違った風味が楽しめるミルクティーでも美味しく飲むことができます。食事中や食後のお茶、和菓子にも合います。

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