紅茶レモンティー

スリランカミルクティーキリテーと紅茶バナナケーキとフルーツコンポートの作り方

スリランカのミルクティーキリテーのレシピ

インド、ケニアに並んで紅茶の産出を誇る国スリランカは、かつて『セイロン』と呼ばれ、『セイロンティー』は紅茶の代名詞とも言えますね。スリランカの温暖な気候は紅茶の栽培に向いているため、様々な種類の紅茶が栽培され、中でもミルクティーにすると相性がいいといわれている『ウバ』は、インドのダージリン、中国のキームンと並んで世界三大銘茶の一つと言われています。暑い国スリランカではミルクティー『キリテー』ーと一緒に、疲れを癒してくれる独特の甘いお菓子をつまむことが多いのですが、『キリテー』の淹れ方にもスリランカ独特のものがあります。
【材料】 1杯分

紅茶の葉      ティースプーン1杯強(細かいダストタイプの葉が最適)

お湯        200cc
粉ミルク      ティースプーン2杯(脂肪分の高いもの)
砂糖        ティースプーン2杯強
【淹れ方】
1.ティーカップに熱湯(分量外)を注いで温めておく。
2.湯通ししたポットに茶葉を入れて、沸騰して100℃の熱湯を200cc注ぎ、3~5分蒸らす。
3.マグカップに粉ミルクと砂糖を入れて1の紅茶を1/3注いでかき回す。さらに紅茶を注ぎ、よく混ぜる。
4.別の容器(マグカップなど)を用意して左手に持ち、3を肩のあたりから空の左手に持つ容器に移す。これを数回繰り返し、紅茶、砂糖、ミルクを撹拌し、空気を含ませて泡を作る。また、ほどよく飲みやすい温度に冷ます効果もある。
5.1のティーカップのお湯を捨て、4のキリテーを注ぐ。

【ポイント】
紅茶は細かい葉を使用し、できるだけ濃く淹れることがおいしさのコツです。粉ミルクはスリランカでは脂肪分29.3%の『Anchor』というブランドのものがよく使われており、日本ではなるべく脂肪分の多いものを選ぶといいと思います。コンデンスミルクで代用してもおいしいです。高い位置から下へと移す作業を繰り返すことはなかなか難しいのですが、表面に細かい泡が浮かぶものが『キリテー』の特徴と言えます。尚、シナモンやカルダモンなどのスパイスが入ったインドの『チャイ』とは別物とされています。

紅茶アイシングの黒砂糖とココナッツのパウンドケーキの作り方

スリランカでは、驚くほど甘いお菓子をキリテーと一緒につまむのですが、暑い国ではそうして日々の疲れを癒しているのかもしれませんね。スリランカの甘味料としては、ヤシの花の蜜を煮詰めた『ジャガリ』、ヤシの花の蜜から作ったシロップの『キトゥル』などがあり、ヤシ由来の甘味はミネラルがたっぷりで、日本でいえば黒砂糖のようなものでしょうか。今回は日本で手に入る黒砂糖、ココナッツフレーク、あと、スリランカのお菓子でよく見られるバナナを使いアレンジして、日本の味覚に合うパウンドケーキに。冷めてから、紅茶風味のアイシングをかけて仕上げました。
【材料】18×8×高さ6.5cmのパウンド型1台分
卵          2コ
黒砂糖        40g(粉状のもの)
ココナッツオイル   100g(なたね油、こめ油、グレープシードオイルなどでも)
バナナ        100g
ココナッツファイン  20g
薄力粉        120g
ベーキングパウダー  小さじ1
シナモンパウダー   小さじ1
ジンジャーパウダー  小さじ1/2(または、しょうがのすりおろし小さじ1)
(アイシング)
粉砂糖        100g
紅茶ティーバック   大さじ1

熱湯         大さじ2

ココナッツファイン  適量

くるみ        適量

【作り方】
1. バナナはボウルに入れて、フォークなどでつぶしておく。別のボウルに卵を割り入れて泡だて器で溶きほぐし、黒砂糖を加えてよくすりまぜる。ココナッツオイルは寒い時期凝固している場合は湯せんで溶かし、加えて混ぜる。バナナ、ココナッツファインも加えてよく混ぜる。
2. 薄力粉、ベーキングパウダー、シナモンパウダー、ジンジャーパウダーを合わせてふるいながら加え、泡だて器でさっくりと混ぜ合わせる。
3. オーブンシートを敷いた型に流しいれて表面をならし、170℃のオーブンで30~40分焼く。真ん中に竹串をさして、なにもついてこなければ焼き上がり。型から外し、網の上で冷ます。
4. 紅茶アイシングを作る。容器に紅茶ティーバックを入れ、熱湯をかけて蒸らす。粗熱がとれたら手でぎゅっと絞り濃い紅茶液を大さじ1つ作る。

5. ボウルに粉砂糖と冷めた4の紅茶液を入れてよく混ぜ合わせる。3のパウンドケーキの上部にかけて、仕上げ用のココナッツファインとくるみを飾る。アイシングが固まるまで2時間ほど置き、スライスしてキリテーと一緒にいただく。
【ポイント】
バナナはよくつぶしてなめらかなペースト状にしても、粒感が残る程度につぶしてもどちらでもおいしいです。アイシングに使う紅茶液は冷めてから混ぜるようにしてください。紅茶、黒砂糖、ココナッツ、バナナのフレーバーのケーキとキリテーでスリランカ風のお茶の時間を楽しんでくださいね。

ダージリン紅茶のフルーツコンポートの作り方

ダージリン紅茶の産地であり、インドの高級避暑地のひとつでもあるダージリンでは、ネパールとブータンにはさまれた標高2300mの地形がもたらす気温の高低さにより、香り高くハイクオリティな茶葉が収穫されます。春から秋にかけて、徐々に味わいが変化していき、紅茶好きな方ならずともその爽快でフルーティな香りと渋み、深いこくのある味わいにはうっとりとしてしまわれる方も多いことでしょう。ダージリン紅茶の楽しみ方のひとつとして、ぜひこのフルーツコンポートもお試しになってください。

【材料】7~8人分
(コンポート用シロップ)
ダージリン紅茶の葉       10g(ティーバックなら3袋)
熱湯              200cc
はちみつ            1/2カップ
レモン汁            大さじ2
オレンジピール         みじん切りで大さじ1

(フルーツ)
オレンジ            4コ
メロン             大1コ
いちご             30粒
ブルーベリー(冷凍可)     2カップ

【作り方】
1.ダージリン紅茶の葉に熱湯を注いで蒸らし、濃い目の紅茶液を作って冷ましておく。
2.オレンジピールは細かく刻む。はちみつとレモン汁、オレンジピール、1の紅茶液を合わせて冷蔵庫で冷やしておく。
3.オレンジは皮をむいてから輪切りにし、2のシロップを少量かけてラップをして冷蔵庫で冷やしておく。
4.メロンは皮をむいて、種を取り除いて食べやすい大きさに切り冷蔵庫で冷やしておく。
5.いちごはヘタをとって半分に切り、冷蔵庫で冷やしておく。
6.ブルーベリーは、冷凍の場合は室温で解凍して水気を切り、冷蔵庫で冷やしておく。
7.盛り付ける。大きめのガラスの器に底からオレンジ、メロン、ブルーベリー、いちごの順に重ね、上から2のシロップをかける。

【ポイント】
冷たく冷やして食べるフルーツコンポート、ダージリンの爽やかな香りとあいまってシロップもおいしくいただけます。見た目もフルーツの色を生かしてグラデーションに重ねていくととてもきれいです。使うフルーツは、グレープフルーツ、桃、ぶどう、さくらんぼ、パイナップル、すいかなど、季節のものをいろいろ選んで楽しんでください。

紅茶シャンパンや紅茶ワインを使ってパーティパンチ風に

フルーツコンポートにダージリン紅茶で香りづけしたシャンパンやワインを注いで、パーティパンチ風にしてみてもよいかもしれません。グラスにコンポートしたフルーツも一緒に注ぐとおしゃれな一杯になります。

【作り方】
1.シャンパンやワイン(白ワインが適しています)を広口の瓶やボトルに入れ、パックに入れたダージリン紅茶の葉10g程度を漬けて冷蔵庫で半日置く。
2.上記のフルーツコンポートの作り方の1を除いてフルーツコンポートを作り、紅茶パックを取り出したシャンパンかワインを注ぐ。

ダージリン紅茶の収穫期

ダージリン茶葉はその収穫期により味わいが異なりますので、ご参考になさってください。

春摘み <ファースト・フラッシュ>
爽やかで香り高く、紅茶色はレモン・イエローから淡いオレンジ色の淡いものが多い。緑茶に似た渋みがあるのも特徴。
夏摘み <セカンド・フラッシュ>
トップ・クォリティー・シーズンのこの時期に収穫される茶葉は、味、香り、紅茶色が他の収穫期のものより高品質とされている。
秋摘み <オータムナル・フラッシュ>
雨季を経て乾季となるこの時期に収穫される茶葉は、、香りはやや劣るが濃厚な味わいとなり、ミルクティーにも適するとされる。

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