紅茶のケーキの作り方

紅茶のトーストと紅茶クロワッサンの作り方

暖炉の火であぶりながらトーストを楽しむティータイム

トーストというと、朝食で食べるものというイメージがありますが、イギリスでは肌寒い季節のお茶の時間にはトーストが欠かせないそうです。香り高い紅茶とともに出されるのは、甘いお菓子やサンドイッチ、という固定概念がある私たちには少々不思議に思われますね。なぜ、お茶の時間にトーストが楽しまれるのかというと、秋から春先にかけて暖炉の火の前で、トースト用の鉄製の長いフォークにマフィンを刺してあぶりながら食べる楽しみがあるからです。そんな光景にあこがれつつ、私たちも小腹がすいたときや、軽食をとりたいときに、トーストでお茶の時間を楽しむのはいかがでしょうか?

朝食には出されないマフィン

手で割って、その粗い断面をカリッと焼いてバターやジャムを塗ったり、あるいは、ハムやチーズをはさんだりと、私たちにもとても馴染みのあるイングリッシュ・マフィンですが、イギリスでは朝食には登場しないそうです。そして、このお茶の時間のためのマフィンですが、2つに割ってしまわずに割れ目を入れた状態で焼き、熱いうちにバターを割れ目に入れ、食べるときに2つに分けてそれぞれにジャムやはちみつをのせ、ナイフとフォークで食べるとか。そんな正統派の食べ方も知識として頭に入れておいて、私たちは好きなようにおいしくいただくことにしましょう。

軽めのパン生地のお菓子、ティーケーキの作り方

イギリスのティータイムでは定番のパン生地でできたお菓子をご紹介します。お菓子といっても、イーストで発酵させたパンですから、マフィン同様、お茶の時間のためのパンといえそうです。半分にスライスしてトーストし、バターやジャムをのせて食べるところもマフィンと似ています。パン生地にお好きな茶葉をひとさじ練りこんだティーケーキにしてみるのも、ティータイムが楽しくなりそうです。

【材料】6コ分
強力粉       250g
ドライイースト   4g
砂糖        大さじ1
塩         3g
紅茶の葉      10g(お好きな茶葉で)
シナモン      小さじ1/2
牛乳        180cc
無塩バター     30g
レーズン      50g

【作り方】
1.レーズンは細かく刻む。紅茶の葉はリーフティーの場合は細かく刻む(紅茶パックの場合はそのまま中身を出して使う)。牛乳は人肌程度にあたためる。
2.ボウルに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、紅茶の葉、シナモンを入れてざっと混ぜ、あたためた牛乳を加えてこねる。
3.まとまったら、バターを練りこんで、なめらかになるまでこねる。
4.レーズンをパン生地で包み込むようにして加え、全体にレーズンが回るようにこねてまとめる。
5.油を薄く塗ったボウルに生地を入れ、ラップをかけて、あたたかいところで1時間ほど一次発酵させる。
6.生地に粉をつけた指を差し入れ、開いた穴がそのまま残れば一次発酵終了。生地を打ち粉(分量外)をした台に取り出し、6等分に切り分けて丸め、硬く絞った濡れふきんをかぶせて15分ベンチタイムをとる。
7.再び丸めなおしてガスを抜き、めん棒で直径10~12cmの平らな円形に成型し、オーブンシートを敷いた天板の上に並べる。硬く絞ったふきんをかぶせて、その上にラップをかけ、あたたかいところで30分ほど二次発酵させる。
8.オーブンを180℃にあたためる。発酵が終わった生地にフォークで穴を数ヶ所開け、オーブンで13~15分いい焼き色がつくまで焼く。
9.焼き上がりに、溶かしバター(分量外)をハケで表面に塗る。

【ポイント】
発酵はあたたかい季節は室温で十分ですが、寒い時期は乾燥に気をつけながらオーブンの発酵機能を利用するといいと思います。半分にスライスしてトーストし、お好みでバターやジャムを添えて、紅茶と一緒にお召し上がりください。

クロワッサンと紅茶

クロワッサンというと、カフェオレボウルにたっぷりと入ったカフェオレに浸しながら食べるイメージもありますが、フランス映画『クロワッサンで朝食を』では、朝食には紅茶とクロワッサンを求める老婦人が登場していますし、外国の料理雑誌でも、お茶の時間に砂糖衣がかかったクロワッサンをいただくのも見かけますから、紅茶派の方には軽く食事を済ませたいときや、小腹がすいたときのお茶の時間に、さくっと軽い、でもバターがたっぷりで満足感のあるクロワッサンに人気があるのでしょう。

紅茶の香りの簡単クロワッサンの作り方

ご家庭でクロワッサンを手作りするとなると、バターが溶けないように気を配り、パン生地に折り込んで……の繰り返しで、なかなか手軽にはできませんね。今回はパン生地に市販のパイシートを折り込んでつくる簡単なクロワッサンの作り方をご紹介します。パン生地に茶葉を練りこんで、紅茶の香り豊かなクロワッサンにします。

【材料】10コ分
強力粉       80g
薄力粉       20g
ドライイースト   2g
砂糖        5g
塩         2g
紅茶の葉      5g
ぬるま湯      60~70cc(30℃くらい)
バター       10g
冷凍パイシート   1枚

(仕上げ用砂糖水)
グラニュー糖    20g
お湯        10g

【作り方】
1.ボウルに粉類、ドライイースト、砂糖、塩、紅茶の葉(リーフティーは刻む。ティーパックの場合は中身をそのまま使う)を入れてざっとかき混ぜ、
ぬるま湯を少し残して加える。生地がぱさつくようなら、残したぬるま湯を加える。全体的にこねてまとまれば、バターを加え、さらになめらかになるまでこねる。
2.まとまったら、ボウルにラップをかけ、あたたかいところで50分一次発酵させる。
3.パイシートは冷蔵庫に入れて解凍しておく。
4.2のパン生地の一次発酵が終わったら、ボウルからガスをやさしく抜きながら出し、もう一度まとめてボウルに入れてラップをし、冷蔵庫で30分寝かせる。
5.4の生地を打ち粉(強力粉:分量外)をした台の上に取り出し、パン生地をパイシートの2倍の大きさに伸ばして、パイシートをパン生地で包み込み、上下に長方形に伸ばす。三つ折りにして、また長方形に伸ばす。
6.18cm×30cmくらいの四角に伸ばし、底辺が6cm高さが18cmの二等辺三角形にカットする。端は合わせて1コ分にしてもよい。底辺の中央の位置に縦に切れ込みを1cm程入れ開き、頂点をのばし気味に押えながら、底辺から頂点に向かって巻く。
7.巻き終わりを下にして、オーブンシートを敷いた天板に置き、1時間ほど2次発酵する。あたたかい季節は、天板ごと大きいビニール袋に入れておくだけでよい。寒い季節はあたたかい場所の近くに置くか、オーブンの発酵機能を利用する。
8.210℃に予熱したオーブンに入れ、15分ほどいい焼き色がつくまで焼く。熱いうちに砂糖水をハケで塗る。

【ポイント】
クロワッサンは焼きたてよりも、少し落ち着いてからのほうがサクサクな食感になります。オーブンで焼くときに、溶き卵をていねいに塗ってから焼くと、艶のあるクロワッサンに仕上がります。また、冷めてからアイシング(粉砂糖大さじ5、水大さじ2)をスプーンでかけ、軽くローストしたスライスアーモンドを飾れば、ティータイムにぴったりのクロワッサンになります。

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