紅茶のお菓子レシピ

紅茶の香りのボストン・クリームパイと紅茶トライフルのお菓子レシピ

アメリカの伝統的なお菓子と紅茶

アメリカは紅茶というよりコーヒーが主流のようなイメージがありますね。18世紀、ヨーロッパのピューリタン(清教徒)たちが海を渡り、アメリカ大陸に新天地を求めた頃は、主にハーブティーなどのお茶と素朴な手作りのお菓子を楽しんでいたのではないかと思われますが、その後の植民地政策や、あのイギリスとの紅茶をめぐる事件『ボストン茶会事件』もあり、すっかりコーヒーのイメージの国になりました。『ボストン茶会事件』がなければ、アメリカでも紅茶が主流だったかもしれませんね。

紅茶の香り漂うボストン・クリームパイの作り方

古き良きアメリカの象徴的な町、アメリカ東部の町マサチューセッツ州ボストン。この町の名物ともいわれているボストン・クリームパイですが、スポンジケーキにクリームをはさんでいるのになぜパイと呼ぶのか、不思議に思う方もいらっしゃることでしょう。当時はパイ型でお菓子を焼くことが多かったことから、ケーキではなくパイと呼んでいるそうです。当時のお茶の時間を空想しながら、紅茶と楽しめるボストンクリームパイのレシピにしました。

【材料】18cm丸型2コ使用、ケーキ1台分
(紅茶スポンジケーキ)
卵                4コ
砂糖               120g
薄力粉              100g
無塩バター            20g(湯せんで溶かす)
紅茶の葉             10g(アールグレイがおすすめ)

(紅茶カスタードクリーム)
卵黄               2コ
牛乳               250cc
砂糖               30g
紅茶の葉             6g(アールグレイがおすすめ)
バニラビーンズ          1/2本(またはバニラオイル小さじ1)
無塩バター            10g
ラム酒              適量

(チョコレートクリーム)
無塩バター            30g
セミスイートチョコレート     30g
生クリーム            30cc
砂糖               30g
バニラビーンズ(またはバニラオイル少々) 少々

【作り方】
1.紅茶のスポンジケーキを作る。卵を卵黄と卵白に分ける。卵黄に砂糖60gを加え、泡だて器で白っぽくとろりとするまでよくすり混ぜる。
2.卵白を電動泡だて器でほぐすように泡だて、砂糖60gを数回に分けて加えてその都度よく泡立てて、しっかりしたメレンゲを作る。
3.2のメレンゲをひとすくい1に加えてよく混ぜ、残りのメレンゲも加えてやさしくていねいに混ぜ合わせる。
4.薄力粉をふるいながら加えて、ゴムベラで底から持ち上げるように混ぜ、溶かしバターも加えてさっくりと、底に沈むバターを全体的にまわすように混ぜる。
5.オーブンシートを敷いた型2つに等分して生地を流す。170度のオーブンで20分焼き、焼きあがったら型からはずして冷ましておく。
6.紅茶のカスタードクリームを作る。小鍋に牛乳とバニラビーンズの種とさや、砂糖25gを入れ、沸騰直前に紅茶の葉も加えてフタをして火を止め、10分蒸らす。ザルなどでこして濃い目のバニラミルクティーを作る。
7.ボウルに卵黄を入れて泡だて器で溶きほぐし、残りの砂糖25gを入れて泡だて器で白っぽくなるまですり混ぜる。薄力粉をふるいながら加えて混ぜ、6のバニラミルクティーをすこしずつ加えながらよく混ぜる。
8.ザルなどでこして鍋に入れ、中火にかける。ふつふつと沸騰したら火を止め、バットなどに移す。表面が乾かないよう、バターを塗ってラップをかけて冷まし、さめたらラム酒を加えてよく混ぜてなめらかにしておく。
9.チョコレートクリームをつくる。チョコレートを削り、バター、生クリーム、砂糖、バニラビーンズとともに鍋に入れ、ていねいに混ぜながら溶かす。
10.スポンジケーキ1台の上に8の紅茶カスタードクリームをたっぷりとのせ、さっとのばしたらもう1台のスポンジケーキをのせる。9のチョコレートクリームがあたたかいうちに素早く上からざっとかける。

【ポイント】
カスタードクリームを作るとき、卵黄にあたたかいバニラミルクティーを一気に加えると卵黄に熱が入って固まりますので、すこしずつ加えるようにしてください。重ねたスポンジケーキの上からもカスタードクリームをかける場合は、その上にかけるチョコレートクリームは生クリームを倍にしてゆるいものを粗熱がとれてからかけるようにしてください。カスタードクリームを甘酸っぱいストロベリークリームにするのもおすすめ。たっぷり淹れた紅茶とよく合います。カスタードクリームにホイップクリームと冷凍ラズベリーを混ぜて作ってみてください。

イチゴとバナナの紅茶トライフルの作り方

トライフルは、イギリス生まれのデザート。透けて見えるガラス容器に、小さく切ったスポンジ生地やフィンガービスケットを敷き詰め、果物、カスタードクリーム、生クリームを重ねていきます。生地と色とりどりのフルーツとクリームが層になって、目にも舌にも美味しい素敵なデザート。目で楽しむために、透明なガラス容器に入れます。紅茶テイストの生地とクリームが、驚くほどイチゴとバナナに合います。

材料(25x20cmガラス容器)

〔スポンジ生地〕

卵3個

グラニュー糖 70g

薄力粉 50g

紅茶ティバッグ 1袋

牛乳 大さじ2

〔カスタードクリーム〕

卵黄 2個

グラニュー糖 50g

牛乳 500ml

紅茶ティバッグ 2袋

コーンスターチ 大1

薄力粉 大1

バニラさや  5cm分

〔デコレーション〕

生クリーム 200ml

グラニュー糖 小さじ2

バナナ 2本、

イチゴ 1パック

作り方

1カスタードクリームをつくる。鍋に牛乳紅茶ティバッグ、バニラのさやからバニラビーンズをしごき出したものを入れ、弱火にかける。沸騰直前まで温める。紅茶ティバッグを取り出す。

2ボウルに卵黄、グラニュー糖を入れて、白っぽくもったりするまで泡だて器ですり混ぜる。茶漉しでコーンスターチと薄力粉をふるい入れ、混ぜ合わせる。

3 2に1を加え、なめらかに混ぜ合わせる。鍋に漉しながら戻し入れ、中火にかける。木べらで絶えず底からかき混ぜながら、ぷくぷくと泡がたつまで沸騰させて火からおろす。すぐにバットに移し、氷水にあてて冷やす。

4スポンジ生地をつくる。30x30cm天板にオーブンペーパーをしく。オーブンを180度に温める。薄力粉をふるっておく。

5ボウルに卵をほぐし、グラニュー糖を加えて泡だて器で混ぜる。ボウルを湯せんにあて人肌程度の温度に温める。ハンドミキサーで、白っぽくもったりして生地をたらしたときに線がくっきりと残るくらいの固さまで泡立てる。

6薄力粉をふるい入れ、ゴムべらで大きく混ぜ合わせる。

7牛乳を電子レンジで温め、2回に分け入れる。なめらかに混ぜ合わせる。

8天板に流し、180度のオーブンで約12分焼く。

9冷めたスポンジ生地を3cm角くらいの大きさにカットする。ガラス容器の底にしきつめる。

10生クリームにグラニュー糖を加え、とろりとするまで泡立てる。生クリームとカスタードクリームをスプーンですくって、9の上にのせる。

11一口サイズに切ったバナナとイチゴを重ねる。もう一度、生地、生クリームとカスタードクリーム、バナナとイチゴの順に重ねる。

12冷蔵庫で冷やす。

イギリスのデザート、トライフルの魅力とは?

トライフルはカスタードクリーム、生クリーム、果物の組み合わせがとても美味しいデザートです。イチゴとバナナ以外にも、冬ならオレンジやリンゴ煮などでも美味しく出来ます。または桃、洋ナシ、アンズなどの缶詰フルーツを使っていただいても。カスタードクリームと生クリームのダブルクリーム使いによって、どんな果物でも美味しくできます。

市販品を使って簡単に作るトライフル

さらに手軽にするために、生地を焼かずに市販のフィンガービスケットやカステラなどを使ってもいいでしょう。ただしカステラを使う場合は甘みがだいぶ強いので、カスタードクリームの砂糖量を控えめにしてバランスを取ります。

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