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紅茶でご飯がさらに美味しくなる
日本には、ほうじ茶でご飯を炊く「茶飯」という料理があることをご存知でしょうか?炊き上がった茶飯に塩を混ぜて食べると、口の中に香りが広がって、これだけでもお茶碗一杯分ぺろりといただけてしまうほど美味しさです。この茶飯と同じく、紅茶も実はごはんと相性が抜群。いつものご飯をより美味しくいただけますよ。この記事では、手軽に作れる紅茶を使ったご飯レシピを2種ご紹介。「本当に美味しいの?」と半信半疑の方も、ぜひ試してみてくださいね。
ティーバッグで作る紅茶の炊き込みご飯
【材料】(3~4人分)
米 3合分
ティーバック 3袋分
塩 小さじ4分の3
【作り方】
1.米を研いだらザルに上げ、30分ほど置いておきます
2.炊飯器に米と塩、そして水を入れ混ぜ合わせます
3.上からティーバックをのせたら炊飯器の炊飯ボタンを押しましょう
4.炊き上がったら10分ほど蒸らして完成です
【ポイント1】
ほんのりとした塩味と紅茶の香りが癖になる炊き込みご飯です。紅茶のティーバッグは米1合に対して1袋を目安にすると良いでしょう。また、塩加減は米1合に対して小さじ4分の1を目安にすると良いでしょう。
【ポイント2】
紅茶の炊き込みご飯は、具材を加えても美味しくいただけます。おすすめは、ホクホクとした食感とほんのりと甘味がただようサツマイモや甘栗です。さつまいもを使用する場合は、1センチ角に切ると食べやすいですよ。甘栗は4分の1くらいの大きさに砕きましょう。このほかベーコンや鶏肉なども合います。肉のうま味と紅茶の相性も抜群です。なお、具材を加える場合は、水の量を少しだけ多くするようにしましょう。
【ポイント3】
塩を加えずに炊き上げた紅茶ご飯もおすすめです。キーマカレーや牛丼、ロコモコ丼などのご飯に使うと、具材のうま味と紅茶の香りが互いの良さを引き立てます。見た目にもおしゃれなので、カフェ風ご飯としても楽しめますよ。
紅茶のリゾット
【材料】(1人分)
米 1合分
ティーバック 1袋分
水 300ml
玉ねぎ 4分の1
バター 適量
ブイヨン 適量
塩・コショウ 適量
【作り方】
1.水を沸騰させて濃いめに紅茶を淹れます
2.玉ねぎをみじん切りします
3.固形ブイヨンを使用する場合は砕いておきましょう
4.フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを炒めます
5.米を研がない状態で加え、透明になるまで炒めましょう
6.紅茶を加えて塩コショウで味をととのえたら完成です
【ポイント1】
お好みでほかの具材も加えましょう。あっさりとしたものが相性が良く、魚介類やきのこ類などがよく合います。具材を増やした場合は、紅茶の量も増やすなど調整してください。また、具材を炒める段階である程度、蒸し焼きしておき、紅茶を加えたらサッと混ぜてすぐに完成させるようにしましょう。
【ポイント2】
牛乳とチーズを加えても美味しくいただけます。牛乳を入れる場合は紅茶の半分~3分の2程度の量を目安に淹れます。タイミングは紅茶を加えた後です。なお、塩コショウで味をととのえるのは牛乳を加えてからにしてください。またチーズを入れる場合は、牛乳と塩コショウの後にしましょう。チーズの種類は市販のとろけるチーズやパルメザンチーズなど自由に選ぶことができます。仕上げにパセリを加えると彩りが良くなりますよ。