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美味しいアイスティー作りに欠かせない紅茶道具とは?
あなたはアイスティーを作るとき、どのようにしていますか?氷でいっぱいにしたコップの中にポットの中の紅茶を直接そそぐという人も中に入るかもしれません。しかしそれでは、しっかり冷えたアイスティーを味わえなかったり、クリームダウンで濁ってしまったり、氷が溶けて紅茶の味が薄くなる場合があります。そこで便利な紅茶道具が、アイスティーポット(アイスティージャグ)です。
アイスティーポットは、ポットで淹れた紅茶をカップに注ぐ前に一度移し替えるための大きな容器のことです。美味しいアイスティーを作るのに便利なほか、アイスティーの作り置きができたり、紅茶を使ったスイーツを作るときに紅茶液の粗熱をとるためのポットとして活用することができます。そんな紅茶好きにおすすめの便利な道具・アイスティーポットのおすすめをご紹介していきます。
ボダムセイロン アイスティージャグ
ボダムセイロン(bodum CEYLON)は、1944年創業のデンマークの家庭用品ブランドです。北欧のブランドらしく、デザイン性と機能性に優れているのが特徴的。アイスティージャグもその例外ではありません。プラスチック製の手軽さと、冷蔵庫のポケットにも収まるスッキリとしたデザインは使えば使うほど愛着がわいてきます。また、取り外し可能なフィルターもついています。ティーバックをジャグに入れて直接お湯を注ぐこともできます。
ZEROJAPAN アイスティーポット(ホワイト)
日本製の陶器によるキッチン雑貨を販売している人気ブランド、ZERO JAPAN(ゼロジャパン)によるアイスティーポットです。ポット部分は白い光沢が美しい岐阜県土岐市で作られた陶器を使用、フタは新潟県燕市で作られたステンレスとなっています。装飾がないシンプルなデザインながら、形状の一部にくびれがあったり、冷蔵庫のポケットにも収まるスリムな造りだったりと工夫が盛りだくさん。どんなキッチンにも馴染むことでしょう。茶こし付きなのも嬉しいポイントです。
ZEROJAPAN アイスティーポットレトロ
先述の日本ブランド、ZERO JAPAN(ゼロジャパン)によるアイスティーポットです。レトロという名前の通り、昭和時代の雑貨に使われていたような優しい色味のカラーリングが施されています。色はバナナ、アーティチョーク、ブルーベリー、キャロット、ホワイトの5種類です。装飾は施されていないものの、個性的な形状のデザインも魅力的。冷蔵庫のポケットへの収納も可能です。茶こしもついています。
ボダム ビストロアイスティージャグ
ボダム(Bodum)は、デンマーク生まれのキッチンウエアブランドです。こちらのアイスティージャグは、北欧のキッチンウェアならではの、長く使い続けられる機能性とデザイン性が凝縮された一品となっています。素材は120度の熱湯も注げる耐熱性ガラスを使用。中には大きなフィルターがついています。ひとつひとつ手作りなので、サイズや形状が微妙に違うというのも魅力のひとつです。直径16cmの円筒型なので冷蔵庫のポケットに収めることは難しいですが、大きな取っ手が持ちやすく大容量なので、たっぷりとアイスティーを作りたい人にはおすすめです。
紅茶といちごは相性抜群
紅茶の味だけでは物足りないと感じたとき、どんなものを加えますか?多くの人が砂糖やミルク、レモンを加えて甘みや酸味を足すのではないでしょうか。身近な食材で、紅茶に甘みも酸味も加えることができるものがあることをご存知ですか?それは、人気のフルーツ「いちご」です。ここでは簡単に作ることができる、いちごを使った紅茶レシピをご紹介します。
いちごとロゼ香るホットティー
【材料】(2人分)
茶葉 お好きなものを用意(2杯分)
いちご 小粒のものを2~3個
ロゼワイン ティースプーン1杯
【作り方】
1.ポットとティーカップに熱湯を入れ温めます
2.ポットを温めている間にいちごを1個つぶしておきます
3.ポットが温まったら茶葉を2杯分といちごを入れます
4.ポットにお湯を入れて蒸らしましょう
5.もうひとつのいちごをヘタをとってスライスしておきます
6.カップに紅茶を注ぎ、ロゼワインをたらします
7.スライスしたいちごをのせたら完成です
【ポイント】
茶葉と一緒にいちごもお湯に浸すことで、いちごの香りやうま味を引き出すレシピです。白ワインと赤ワインの良いところを集めたロゼワインが、フルーティーな味と香りをプラスしてくれます。ただし、アルコールが苦手という方は加えなくても構いません。紅茶に浮かぶスライスしたいちごが可愛らしさを演出してくれます。いちごは大粒のものを使ってしまうと紅茶の味をかくしてしまうので、小さめのもの~中粒くらいが最適です。ミルクを少し入れていちごミルク風味の紅茶にしても楽しめますよ。
いちごと紅茶のシェイク
【材料】(2人分)
茶葉 お好きなものを用意(2杯分)
ミルク 紅茶の半分を目安に
いちご 小粒~中粒のものを1~2個
バニラアイス 60~90ml(カップアイスの半分程度)
クラッシュアイス お好みの量で
※別途道具としてミキサーが必要です。
【作り方】
1.ポットに熱湯を入れ温めます
2.ポットを温めている間にいちごのヘタを取り下準備をしておきます
3.ポットが温まったら茶葉を2杯分とお湯を入れて蒸らします
4.紅茶が完成したらストレーナー(茶こし)を使い、別のポットに紅茶を移し替えましょう
5.ミキサーに紅茶といちご、ミルク、バニラアイスを入れ、かき混ぜます
6.グラスにクラッシュアイスを入れます
7.ミキサーで混ぜたシェイクをグラスに注いだら完成です
【ポイント】
紅茶の香りとうま味、いちごの甘酸っぱさを活かした、大人のシェイクです。ミルクとバニラアイスを加えることで、まろやかさとシェイクならではのもったりとした食感を作り出しています。いちごやバニラアイスの量は甘さの好みにあわせて調整してください。また、クラッシュアイスを使うことでシェイクが水っぽくなりにくくしています。クラッシュアイスは厚手のビニール袋に氷を入れ、タオルで包んだものをまな板の上にのせて金づちでたたくと作ることができます。アイスクラッシュを用意するのが難しい場合は、溶けても飲み物の味が薄くならない「アイスキューブ」などを代用すると良いでしょう。
紅茶といちごを使った簡単レシピはいかがでしたか?いちごの旬は2月ごろから始まり、春まで続きます。中にはいちご狩りに行って大量のいちごを入手できたという人もいることでしょう。いちごの食べ方に困ったときにも使えるレシピなので、ぜひ活用してみてくださいね。
紅茶オレンジのクグロフケーキの作り方
紅茶といっしょにフレッシュなオレンジを生地に加え、クグロフ型で焼きこんだお菓子。上にはオレンジジュースでつくったアイシングをかけて、香り豊かに仕上げます。口のなかに、紅茶とオレンジの甘酸っぱい香りが広がります。クグロフ型がない場合は、リング型がおすすめ。火通りがよく、ふっくら美味しく焼きあがります。
材料(16cmクグロフ型)
オレンジ 小2個
紅茶 小さじ3
バター 140g
グラニュー糖 140g
卵 3個
薄力粉 180g
ベーキングパウダー 小さじ1
〔デコレーション〕
粉砂糖 100g
オレンジ果汁 小さじ3
作り方
1オーブンを190度に温めておく。
2型に紙カップをしく。
3オーブンを170度に温める。
4オレンジは房から出し、1cmくらいに切っておく。ザルで果汁を切り、果汁はデコレーション用にとっておく。
5紅茶の葉を細かく刻む。
6ボウルにやわらかくしたバター、グラニュー糖を入れ、泡だて器で白っぽくふわふわのクリームになるまで泡立てる。
7溶いた卵を少しづつ加える。そのつどなめらかになるまでよく混せる。
8合わせてふるっておいた薄力粉、ベーキングパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまでゴムべらでさっくり合わせる。
9オレンジと紅茶の葉を加え、混ぜあわせる。
10型に流し、170度のオーブンで約40分焼く。
11アイシングつくる。粉砂糖にオレンジ果汁を少しづつ加え、溶きのばす。
12 冷めたケーキの上に、スプーンでアイシングをすくいながら、糸状にかける。
ポイント
卵とバターはあらかじめ室温に戻しておきます。バターと卵を混ぜるときに分離してしまったときは、粉を少量混ぜて元に戻します。
紅茶オレンジピールのデコカップケーキの作り方
紅茶を煮出した生クリームとオレンジピールを組み合わせた、しっとり食感のカップケーキです。オレンジのほろ苦さと紅茶の相性とは抜群。200ml入り生クリームの使いきりレシピです。生地に150ml、残りの50mlはデコレーションに使います。デコなしでシンプルに焼き菓子として楽しむ場合は、パウンドケーキ型などで大きく焼くのもオススメです。
材料(マフィン型8個分)
卵 2個
砂糖 120g
薄力粉 150g
ベーキングパウダー小さじ1
生クリーム 150ml
紅茶 小さじ2
オレンジピール 60g
〔デコレーション〕
生クリーム 50ml
砂糖 小さじ1
紅茶の葉 適量
作り方
1オーブンを190度に温めておく。
2型に紙カップをしく。
3小鍋に生クリームと紅茶を入れ、弱火にかける、軽く沸騰させたら火をとめて、そのまま冷ましておく。
4ボウルに卵をほぐし、グラニュー糖を加える。泡だて器で、白っぽくふんわりするまで泡立てる。
5 1の生クリームを茶漉しでこしながら2のボウルに加え、混ぜ合わせる。
6合わせてふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。
7オレンジピールを加え、混ぜ合わせる。
8生地を型に流す。
9 190度のオーブンで約20分焼く。
10ボウルに生クリームと砂糖を入れ、泡だて器でふんわりと泡立てる。
11のクリームを絞り袋に入れ(またはスプーンでふんわり盛っても)、カップケーキの上に絞る。
12紅茶の葉を少々飾る。
ポイント
生クリームの中で紅茶を煮出すときは、ごく弱火でじっくりと加熱することによって紅茶がよく出ます。漉したときに、茶葉をぎゅっと絞って濃い紅茶クリームにします。

