1979年、名古屋の覚王山で荒川博之氏が創業した企業です。紅茶とインド料理の専門店としてのスタートでした。現在はインドやスリランカ、ヨーロッパから輸入した紅茶やハーブ、スパイスなどの販売も行っています。200種類を越える茶葉を取り扱っており、レストランや喫茶店など飲食店への販売も行っています。また、自社で取り扱っているスパイスやドライフルーツを使用した紅茶の開発など、企業の特性を活かしたバリエーションがあります。
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えいこく屋の紅茶の特徴
良質なストレートティーの取り扱いにこだわっており、最高品質の茶葉の取り扱いがあります。よいシーズンに大量に仕入れることで原価を抑え、日本では高価になりがちな茶葉も低価格で提供してくださっています。
おすすめはスリランカの茶葉で、特にクオリティーシーズンに収穫したウバは絶品です。この時期のウバは、鮮やかな紅い色が特徴で、ローズのような華やかな香りになっています。適度な渋みと爽快感があり、紅茶好きの方にぜひお試しいただきたい茶葉です。
フレーバーティーも豊富にあり、ギフト用の商品は小さいサイズのお手頃価格のものも用意されています。飲みきりタイプのプチパックに入ったものと、手のひらサイズの小ビンに入ったものがあり、どちらもかわいらしいイラストが描かれています。名前も「ミステリアスレッド」や「ミラクル」など、想像を掻き立てる魅力的なものになっています。フレーバーはローズやピーチ、バニラなど、華やかで明るいイメージが多いので、女性への贈り物によいかと思います。
えいこく屋のスリランカとの繋がり
「えいこく屋」という名前ですが、スリランカとの繋がりが深いブランドです。そもそも、創業者が紅茶専門店を起業したきっかけも、スリランカで働く友人に現地で紹介してもらった紅茶を日本で販売することでした。30年以上も前からセイロンティーの輸入を続けてきた実績により、2013年の訪日パーティーの際にスリランカ大統領より「セイロンティーアワード」を頂くほどになっています。
えいこく屋の紅茶はインド料理専門店も人気
紅茶について学ぶために茶園を自ら訪れた創業者は、現地でいただく食事のスパイシー感に驚き、その美味しさが日本人の好みにも合うことを確信しました。えいこく屋の看板店であるインド料理専門店は、創業者がインドで出会ったネパール系インド人のコックのMrヘムラルギリを日本へ招き、営業を開始しました。彼の手による本格的インド料理が人気を博しています。店舗で提供されているのは北インド料理で、小麦粉を一切使わずにカシューナッツやサラダオイル、野菜スパイスを使用したカレーベースになっています。店舗での食事のほか、テイクアウトが可能なメニューもあります。冷凍の製品もあるので、忙しい生活の中でも本格的なインド料理を気軽に味わうことができます。
様々な紅茶もメニューになっており、「世界各国のティータイム」というテーマで、アメリカのカントリークッキーとお茶のセットや、中国の茶葉であるキーマンやジャスミンと点心や中華ちまきのセット、ほかにもイギリス、フランス、インド、スリランカ、アルゼンチン、アフリカなど、国ごとのティータイムを再現したセットを楽しむことができます。お茶を通して世界の文化を知ることができるのです。
ジャンナッツ・ドレスの試行錯誤の歴史
1872年 南フランス、プロバンス中心部のレストラン開業によりスタートしました。ドレスは最高品質の香辛料やお茶、ココアなどを仕入れるために世界中を駆け巡りました。フランスの美食家たちを納得させるための努力は続きます。「お客様に喜んで納得していただくためには、自分の目や口で直接商品を確認し納得する必要がある」という考えで当時、彼が海外に出かけると何週間も家を留守にすることはざらでした。ジャンナッツ・ドレスの家には美しい猫が2匹いましたが主人が帰ってくるまでじっと辛抱強く待っていたといいます。いつも帰りを家の玄関で待っていた猫「サム」「ボウ」はいつ戻るかわからない主人の帰宅を確実に日時まで感じ取って待っていたそうです。このような2匹の猫をこよなく愛したジャンナッツ・ドレスは猫たちからの影響も強く受けていたそうです。猫たちからのエネルギーを受けながらアイディアを生み出す創造性を生み出していきました。この猫たちがのちにロゴマークになっていきました。オリジナル感あふれるユニークな商品を生み出そうとする彼の情熱は素晴らしいものですが「あなたがその猫を選んだのではありません。猫があなたを選んだのです。あなたがその猫を飼っているのではありません。猫がいつもあたなの側にいようとするのです。」という言葉があります。 ドレスの猫がドレスに忠実だったことからこのような言葉が生まれました。そしてドレスはお客様や商品に忠実である精神をきづいていきました。
ジャンナッツ・ドレスの精神
「世界中からのおいしい食品を通じて皆様を幸せにしたい」気持ちは創業以来変わる事はありません。最高の紅茶や最高のフルーツ、また最高の原材料を、生産者との強力なパートナーシップのもと直接仕入れようとする動機がここにあります。ジャンナッツの精神を共有したい気持ちが商品の良さとリーズナブルな価格を生み出しています。消費者はもちろん生産者の立場をも考えてお互いに幸せになっていきたい気持ちです。かかわったすべての人々と分かち合う考えのもとで「世界中からのおいしい食品を通じて皆様を幸せにしたい」ことを具体化してける信頼がここにあります。「我が愛する猫の、私への忠誠心が想像をかき立ててくれる。 つまりは、愛する食材とお客様への忠誠心こそが私のビジネスの根本だ。」・・・ジャンナッツ・ドレス
ジャンナッツの品質管理とは
ナチュラル主原料を使用:新鮮な茶葉とフルーツから抽出した天然フレーバーを使用する事を重要視しています。ジャンナッツアールグレイは天然のベルガモットオイルを使用しています。茶葉を洗浄する最高技術:衛生面、食品安全に関しては高レベルな対応をとっています。特に茶葉の洗浄に対しては茶葉に含まれるすべての異物を取り除く体制を整えています。異物除去機器は日本の代表的メーカーである(株)服部製作所の機械を使っています。
無農薬・無化学薬品:スリランカでは農薬の使用を厳しく制限しています。茶葉栽培に対しても農薬を出来る限り使用しない考えで安全、安心できる茶葉生産を目指しています。農業技術の向上のためには共に協力しながら生産しています。お客様の手元に届くまで厳しい検査をパスしながら安全を保証しております。
ジャンナッツ紅茶のおすすめの茶葉
カルディにも売ってあるジャンナッツ紅茶のおすすめ茶葉を紹介します。
ジャンナッツ アールグレイ ティーバッグ…あっさりとした味わいです。甘みもあります。
ジャンナッツ ピュアセイロン ティーバッグ…飲みやすい味わいです。日本茶に似ています。高級です。
ジャンナッツ ダージリン ティーバッグ…一般的なストレートティーの味わいです。