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砂時計とタイマーの役割
美味しい紅茶を淹れるうえで、注意したいのが蒸らし時間です。茶葉の状態が気になるからと、ポットのフタをたびたび開けていては、美味しさの決め手となる「ジャンピング」の邪魔をしてしまいます。そこで使いたいのが、砂時計とタイマーです。
砂時計とタイマーは、紅茶好きの人にとってはおなじみの便利グッズです。手軽さを重視するなら、電子タイマーが便利です。一方で、紅茶が出来上がるまでの時間も楽しみたいという人には、砂が流れる様子を楽しめる砂時計が人気となっています。
砂時計やタイマーの使い方
一般的に紅茶の蒸らし時間は3分間といわれています。そのため、砂時計は3分用のものが多いです。しかし、実際には茶葉の種類やグレードによって蒸らし時間が異なり、さらにストレートティーにするか、ミルクティーにするかといった飲み方によっても変わってきます。
紅茶好きの中には、30秒蒸らし時間を誤ったせいで味が全く違ってしまったと感じる人も。いかに蒸らし時間が大切なことなのかというのがお分かりいただけることでしょう。
ここでは一般的な砂時計やタイマーの使い方を解説しましょう。まずは3分間、蒸らし時間をつくります。砂時計の砂が流れ落ちたり、タイマーのベルが鳴ったら、一度カップに少しだけ紅茶を注いで味見してみてください。味が濃いと感じた場合は、紅茶をカップに注いだ後に熱湯を足します。味が薄いと感じた場合は、30秒ずつ蒸らし時間を延長して様子をみましょう。
紅茶におすすめの砂時計
雑貨屋などで売られている一般的な砂時計でも紅茶の蒸らし時間に使えますが、より贅沢なひと時を楽しみたいなら、ブランド製の砂時計を選ぶのがおすすめです。
たとえば、紅茶舗サウザンドリーフの「プレシャスサンドグラス」。高さ118mm、直径60mmと大きめの造りで、中にはキラキラと光るガラス砂が入っています。色はシルバーとゴールドがあり、時間は3分間測ることができます。
世界中で愛されるティータイムグッズを販売しているアシュビィズ(ASHBYS)の砂時計もおすすめです。白い陶器に可愛らしいイラストが施されたケースの中に砂時計が入っています。ハンドメイドならではの温かみを感じられるのも人気の理由です。時間は3分用と2分用があります。非日常的な時間を楽しめる砂時計は、プレゼントとしても人気があります。
紅茶におすすめのタイマー
タイマーも砂時計と同じく、一般的なもので構いません。砂時計には、蒸らし時間も楽しむという紅茶好きならではこだわりのニーズがあるのに対し、タイマーは機能性や実用面を重視しているため、紅茶専用のタイマーというのはあまり存在しません。
そこで注目されているのが、たとえばカレルチャペック紅茶店によるティータイマーです。紅茶好きの中でタイマーといえばこれというほど、愛好者が多い逸品となっています。カレルチャペック紅茶店といえば、可愛いイラストが描かれているのが特徴。タイマーにはミツバチのイラストが描かれています。また、数々の電子機器を手掛けているタニタが製造したものなので、正確性も期待できます。電子タイマーなら、秒数単位での蒸らし時間を設定できるのが嬉しいですね。