紅茶の茶器

紅茶の便利グッズ・ティーコゼの使い方

目次

ティーコゼとは

海外の映画やドラマでティータイムのシーンがあったとき、ティーポットに布製のカバーをかけているのを見たことがありませんか?この道具は、「ティーコゼ」といいます。

「コゼ」とは、日本語で「茶帽子」という意味です。そのため、紅茶好きの中には「お茶帽子」と呼ぶ人もいます。または略して「コゼ」と呼んだり、「ティーコジー」と呼ぶ人もみられます。ティーコゼの役割は、ポットの中の紅茶を保温することです。ティーコゼでカバーすることにより、2杯目の紅茶も美味しくいただくことができます。

保温性が一番に求められるティーコゼ。そのため、素材は綿がたっぷり入った厚手の布地が使われることが一般的です。中には1940~1950年代ごろのアンティーク物をコレクションする紅茶愛好家もみられます。一方で、キルティング生地など厚手の布地で手作りしたティーコゼを愛用する人も多いです。

ティーコゼの使い方

ティーコゼは、ティーポットにかぶせれば保温できるという手軽なグッズです。しかし、より美味しい紅茶を飲むためには一工夫してみましょう。まず、ティーポットに茶葉を入れたままにしておくと余分な苦味が出てしまいます。ティーコゼを使用する前には、ティーストレーナー(紅茶用の茶こし)を使って、別のポットに紅茶をこし淹れてください。その上でティーコゼを使えば、味も温度も美味しいままで2杯目の紅茶を楽しめますよ。

ティーコゼの保温効果

ティーコゼによる保温効果は30分以上持続するといわれています。紅茶をはじめとしたホットドリンクは、できたては70度前後で熱いと感じ、時間とともに冷めていきます。60度以下になるとぬるいと感じ、美味しさが楽しめなくなるので温度管理はとてもデリケートな問題です。しかしティーコゼを使えば、60度にならないよう、ちょうどよい温かさで紅茶を保ち続けることができます。

おすすめのティーコゼ サンテンス

ティーコゼは、紅茶好きのコレクションとして人気のほか、プレゼントとしても人気のグッズです。ここでは、特におすすめのティーコゼをご紹介します。

たとえば、1913年創立のベルギーの老舗ブランド・サンテンス(Santens)によるティーコゼです。こちらのティーコゼでは、ベルギー製ワッフルクロスを使用。お菓子のワッフルのようにフワフワとした見た目が可愛らしくデザイン性抜群。また、キルティングの裏地付きなので保温性にも優れており、機能面での配慮もみられます。

ティーコジーとポットマットのセットで販売しているので、プレゼントにも最適。色はクリーム色に近いイエローと、落ち着いた薄めのブルーがあります。価格は3,024円とやや高価ですが、品質の良さから納得できる逸品です。

おすすめのティーコゼ アルスターウィーバーズ ティーコジー Cat

英国王室も愛用しているというブランド、アルスターウィーバーズ(ULSTER WEAVERS)によるティーコゼです。横29×縦25.5cmという大きめの作りなので、大きなティーポットにも使うことができます。そして何より特徴的なのが、猫の形をしていること。すやすやと眠る猫のティーコゼがテーブルにいると、ティータイムにさらなる癒しが生まれそうです。もちろん、素材は綿たっぷりの厚手の布地となっています。

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