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知名度の高いアールグレイ
紅茶といえばアールグレイというように高級紅茶の代名詞となっています。アールグレイの香りはベルガモットと呼ばれる果実の香りですがこれは自然のものではなくてイタリア産ベルガモットを添加させたものです。これはフレーバーティの一種でジャスミンティーと同じですね。
アールグレイとは
ベルガモットの香りさえ入っていればどんな茶葉でも認定されるといいますから驚きですね。こうなると無数に限りない数になってしまいますから茶葉の種類などの違いでアールグレイの効能の違いが多少は生じるでしょう。ここではベルガモットの効能を中心にまとめていきます。
ベルガモットとは
アールグレイに添加される場合は精油または香料の状態で添加されます。ベルガモットは他の香料とも相性がいい事で知られています。アロマテラピーでは欠かせない存在です。アロマテラピーでの効果は心を鎮めリラックスさせます。アールグレイにベルガモットの香りがプラスされる事で心のリラックス効果が期待できます。
ベルガモットの芳香成分の効果
モノテルペン炭化水素類のリモネン:鎮静作用があり、血流を増加させて体内から温める効果があります。血流が増大する事で腸運動が活発になります。下痢などの症状の改善や冷え性の改善に効果的といえます。
エステル類の酢酸リナリル:鎮静作用
モノテルペンアルコール類のリナロール:鎮静作用、心のリラックスと体質の改善など健康管理に役立つ良い効能がたくさん含まれている紅茶であるといえますね。
ベルガモットの精油に注目!
高い抗酸化作用で大腸菌などの細菌類に打ち勝つ!
その効果がどれほど期待できるものであるかといえば、実際に治療で使われていることで証明できますね。抗生物質の代わりにベルガモットの精油を治療に用いている国はフランスです。アールグレイに添加する場合、ベルガモットの精油が使われるといわれますからこのような効果が期待でそうですね。
ヒドロキシメチルグルタリルフラバノン(HMGF)とは
ヒドロキシメチルグルタリルフラバノン(HMGF)とは酵素です。この酵素について興味深い研究結果が発表されています。心臓病に対する有効成分が入っているということが証明されているのです。心臓病の原因はタンパク質にあります。ある研究でベルガモットから抽出したHMGF(ヒドロキシメチルグルタリルフラバノン)の酵素とスタチン(高コレステロール血症の治療薬)の効果を比べる研究をしました。その結果はどちらも同じであったという事です。ベルガモットのHMGF(ヒドロキシメチルグルタリルフラバノン)の酵素は悪玉コレステロールと闘って減らしてくれる働きがあります。また高コレステロール血症の治療薬であるスタチンと同じくらいの心臓病の治療に効果的であるといいますから驚きですね。これからの研究に希望的なアールグレイティーやベルガモットについて深く知りたくなりますね。このように心臓病にも良い効果が期待できるアールグレイティーは健康に良い紅茶です。
アールグレイティーをおすすめしたい方
コレステロール値が気になる方
冷え症で手足が冷たい方
心臓病が気になる方
日常生活でストレスを感じている方