イギリスに行ったら紅茶店でで紅茶を買ってみたい・・・でも、店員に日本語が話せる人がいなかったら・・・?そんな時は英語で話すしかありませんよね。何かを買いたい時に使える英語フレーズをお教えします。単語を入れ替え応用して使ってみてくださいね。
紅茶を買う時に付け加えるだけで丁寧になる「Please」
まずフレーズを勉強する前に、基本的な丁寧表現として覚えていただきたいのが、文章を丁寧にする「Please」の使い方です。同じ文でも最後に「Please」を付けるだけで丁寧な言い方になるのです。「Please」はお願いする時に使います。
例えば、「ご注文は宜しいですか?」と聞かれて「オレンジジュース」とだけ答えるとします。
× Orange juice.
とだけ言うと、投げやりでぶっきらぼうな印象になります。
ここで、「Please」を使って、
○ Orange juice, please.
と言うだけでだいぶ印象が違います。難しい英語が話せなくても、礼儀正しく話すことができます。
紅茶を買う時に使える英語フレーズ「I would like to have~.」
「~が欲しい」という英単語は何ですか?と聞かれたら、多くの人が「Want」とお答えになるのではないでしょうか。「I want you」(あなたが欲しい)と覚えている人も多いと思います。ただ、このWantはとても強い表現で、例えばその強さは、おもちゃの前で「これ欲しい~!」と泣いている子供ぐらいの気持ちです。だから、本当に愛している人に「あなたが欲しい!」と本気で言うつもりなら良いのですが、またはオレンジジュースなど手軽に手に入るものに使ったり、友達や家族の間で使うのなら問題ないのですが、お店とはいえ突然知らない店員さんに「アールグレイティー欲しい(からちょうだい)!」というのは、ちょっと失礼ですよね。
そんな時に便利なのが「I would like to~」(~したいのです)という丁寧な英語表現です。短くして「I’d like to~」と言うこともできます。「I want to~」の代わりの丁寧表現として使うことができます。「to」の後は動詞がきますので、「~が欲しい」と言う時は、「I would like to have~」とHave=「持つ」=「所有する」の動詞をひとつ付け加えることで、「~が欲しい」という気持ちを丁寧な表現で伝えることができます。
I would like to have 100g of Earl Grey Tea, please. 「アールグレイティーを100gいただきたいです」
英語にも敬語や丁寧語があります。場をわきまえて話をすることが大切です。紅茶を買うことをきっかけに、色々な英語表現を覚えて、たくさん応用して使ってみてくださいね。礼儀正しい英語表現に少しでも変えるだけで、紅茶店での対応や店員さんの表情も変わってくると思います。