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ティーサングリアとは
サングリアとは、ワインとフルーツを合わせたスペインのドリンクです。フルーツがたっぷり入るためビタミンが豊富で、特に夏におすすめです。砂糖を足して甘さを出すことで飲みやすくするレシピが多くなっています。ティーサングリアは、その名の通り、サングリアと紅茶を合わせたものです。ワインとフルーツで作るサングリアよりも度数が低くなるので、より飲みやすくなります。また、フルーツティーにワインを合わせたカクテルとも捉えられるので、休日のランチタイムなどに試してみたい軽さです。
ティーサングリアにおすすめの茶葉
クセや渋みの少ないものが飲みやすく仕上がりますので、キャンディやケニアがおすすめです。大人の味に仕上げたい場合は、ダージリンをお試しになってください。高級な茶葉を使用するともちろん深みが増しますが、フルーツやワインの風味により、安価な茶葉でもきちんと美味しく作ることができます。
ティーサングリアにおすすめのフルーツ
サングリアに必ずと言っていいほど使われているオレンジはティーサングリアにもよく合います。そのほか、りんご、パイナップル、レモン、ぶどうなど、どちらかというとさっぱりしたテイストのフルーツがおすすめです。柑橘系のフルーツは、海外産のものですと防カビ剤が使われていることが多いので、皮ごと使う場合はしっかりと洗浄してください。粗塩を使って洗うと効果が増します。
ティーサングリアにおすすめのワイン
赤・白、どちらでも作れますが、スペインでは赤が一般的なのでご紹介するレシピも赤ワインになっています。ワインは高級なものを選ぶ必要はありません。スーパーや酒屋で手軽に手にいれることのできるもので、ペットボトルや紙パックに入っている大容量のものなどでじゅうぶんです。サングリア発祥の地、スペイン産の赤ワインはやや渋みが強い特徴がありますが、フルーツや砂糖の甘みがありますので美味しく仕上がります。
ティーサングリア(アイス)の入れ方
用意するもの(1人ぶんの場合)
赤ワイン 100cc
お好みのフルーツ(オレンジ、りんご、ぶどうなど)
グラス
茶葉 3g〜6g
新鮮な水 100cc
砂糖 大さじ1/2
急冷用の氷 6個〜8個
マドラー
耐熱ポット ふたつ
タイマーや砂時計など、時間をはかるもの
茶こし
①フルーツの下ごしらえをする
りんごは1/8個程度のくし切り、オレンジはよく洗って0.8㎝の薄切りにして種を除いてください。
ぶどうは皮と種を除くなど、それぞれ食べやすいように処理をしましょう。
②フルーツと赤ワインをグラスに入れ、冷やす
処理の終わったフルーツをグラスに入れ、赤ワインを注ぎます。
冷蔵庫で半日ほど冷やしておいてください。
この間に、ワインへフルーツの風味がうつっていきます。
③アイスティー(急冷法)の入れ方を参考に、アイスティーを入れる
入れ方は変わりませんが、急冷する直前に砂糖を加えてよく溶かしてください。
④グラスにアイスティーを注ぐ
冷蔵庫からフルーツと赤ワインの入ったグラスを出し、出来上がったアイスティーを注ぎます。
お好みで氷を足してお召し上がりください。
この氷は、大きいものが溶けにく薄まりにくいのでおすすめです。
ティーサングリアのおいしい入れ方のコツ
赤ワインにフルーツの風味をうつすために、半日ほど時間を置くのがポイントです。時間のない場合は、フルーツを小さめにカットしたり、フレッシュフルーツティーに赤ワインを足すという方法があります。こちらのレシピでは熱い紅茶にフルーツを浸すので、フルーツの風味を引き出す時間を短縮することができます。